プレスインフォメーション
2013年4月29日
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第3戦 決勝
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第3戦 決勝を、2013年4月29日(月) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたしました。
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:21℃ 路面温度:28℃(スタート時)
4月29日(月・祝)、ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)は2013年シーズン第3戦の決勝を迎えた。ゴールデンウイーク前半3連休の最終日ということもあって、富士スピードウェイ(静岡県)には朝から多くのレースファンが詰めかけ、大変なにぎわいを見せている。すでに午前中のプログラムでSUPER GTなどが走行しているため、ラバーが乗っておりサーキットのコンディションは良好。空には薄く雲がかかり路面温度は予選よりも下がっているが、タイヤマネジメントがひとつのカギを握る状況であることに変わりはない。
前日の予選でコースレコードを記録し、ポールポジションに立ったのは#12 小河諒。背後には#78 近藤翼、#19 永井宏明、#10 川口正敬らが続く。PCCJ育成ドライバーの#14 川端伸太朗は予選ベストラップ削除のペナルティを受けて8番手スタートとなっている。トップの#12 小河は予選の段階で2セットのニュータイヤを使い切っているのに対し、2番手の#78 近藤はニュータイヤでの出走。スタートダッシュを決めて主導権を握りたい#12 小河と、ニュータイヤのおいしい部分を活かして首位に立ちたい#78 近藤、そこに#19 永井、#10 川口らのベテラン勢がどう絡んでいくかがレースの焦点になると思われた。
体調から不出走を決めた#8 桜井澄夫を除く全13台がグリッドにつき、徐々に緊張感が高まっていく。11時55分、シグナルが消え第3戦の幕が開いた。上位陣はクリーンなスタート。後方では#14 川端がいいスタートを決めてイン側から駆け上がっていく。ところが#14 川端は#10 川口と#19 永井に接触し、自らもスピン。#19 永井は車両にダメージを受けてピットインし、戦線離脱。一方、ジェントルマンクラスのトップでスタートした#7 星野敏と#27 眞野壮一郎もオープニングラップでスピンを喫し、1周しないうちに中段以降の順位が大きく入れ替わる波乱の展開となった。このアクシデントでタイヤにダメージを負った#10 川口も、その後ピットインを余儀なくされ後退している。
3周目を終えた段階でトップは#12 小河と#78 近藤。テール・トゥ・ノーズのバトルを展開するふたりの差はわずか0.3秒となっている。#78 近藤はコーナーごとにマシンを振ってプレッシャーをかけ続けるも、#12 小河も譲らず非常に見ごたえのある攻防が展開された。3番手はアクシデントをうまく回避した#25 神取彦一郎がつけ、その背後には#32 飯田太陽が迫る。背後につける5番手まで上がってきた。#25 神取と#32 飯田は小さな接触もあったがふたりの順位は入れ替わらず、最終的に4位と5位でフィニッシュを果たした。
10周以上にわたって続いた息をもつかせぬ首位争いは、13周目の1コーナーで決着。#78 近藤が#12 小河のインを突いて一瞬トップに踊り出るも止まり切れず。状況を冷静に見極めた#12 小河がクロスするラインで#78 近藤を抜き返して首位を奪還、そのまま逃げ切り第2戦岡山に次ぐ連勝を飾った。序盤のスピンから復帰した#14 川端は3位でレースを終えている。
宣言どおりポール・トゥ・ウィンを飾った#12 小河は「まわりが新品タイヤで自分はユーズドだったので、タイヤマネジメントを気にしていたのですが、チームからは“そんなの関係ないからプッシュしろ"と言われてプッシュしました。途中できつくなってきましたが、そういう時に冷静に状況を分析できたことが勝因だと思います、後ろからのプレッシャーは感じましたが、あえて見ないようにして、冷静に走れたことが一番ですね。次戦にこの勝利を続けていくのはもちろん、バトルで接触してしまったので、マシンを“出ていった状態"のままトップで戻すことを目標にしたいと思います」と白い歯をのぞかせた。2番手の#78 近藤は「思ったよりスリップストリームが効かず、ストレートで離れてしまったので、仕掛けどころが少なく苦しいレースでした。次も富士なので、ストレートスピードが伸びなかった原因を探っていくのが課題ですね」と悔しそうな表情。
ジェントルマンクラスのトップは#2 田島。「予選でクルマの調子が悪かったのですが、フォーメーションを走った段階でバッチリだということが分かり、スタートの混乱もかわし冷静に戦うことができました。15周あるので、タイヤを含め戦略の組み立てがうまくいきましたね」と連勝に自信を深めている様子。クラス2番手に入った#3 江本は2戦連続での表彰台。「今回はアクシデントもあったのでこの順位ですが、次は実力で獲りたいですね」と次戦に向けての意欲を語った。
次戦のPCCJは“ザ・ワンメイク祭り"との併催で第4戦、第5戦が開催される。舞台となるのは引き続き富士スピードウェイ。今回のデータを活かして各車ともさらなる煮詰めを行なってくることは確実で、より緊張感の高いバトルが期待される。数あるワンメイクレースのなかでも、世界最高峰と謳われる911 GT3 Cupの迫力ある走りを堪能してほしい。
■第3戦 決勝結果
Pos.\tCar#\tDriver\tClass\tCar Name\tGap
1\t12\t小河 諒\tC\tブライトモータースポーツ\t26'16.503
2\t78\t近藤 翼\tC\tインプロブレーシング\t+1.538
3\t14\t川端 伸太朗\tC\tGARMIN PORSCHE\t+18.097
4\t25\t神取 彦一郎\tC\t25レーシングXチームサムライ\t+22.416
5\t32\t飯田 太陽\tC\tKRM ケーズフロンティアGT3\t+23.198
6\t2\t田島 剛\tG\tTAJIMA RACING\t+24.270
7\t3\t江本 玄\tG\tアキラレーシング GT3\t+39.464
8\t21\t高田 匠\tG\tTAKUMI RACING\t+40.054
9\t7\t星野 敏\tG\tD'station HAI997\t+1'03.116
10\t27\t眞野 壮一郎\tG\t港成会 ディレクション\t+1'05.494
11\t33\tOgino Tetsuo\tG\tKRM ケーズフロンティアGT3\t1Lap
12\t19\t永井 宏明\tC\tナインレーシング\t2Laps
13\t10\t川口 正敬\tC\tケイシンゲイナー\t2Laps
8\t桜井 澄夫\tG\tロードサービスGT3\tDNS
ベストラップ: チャンピオンクラス #12 小河 諒 1'44.277 3/15\t
ベストラップ: ジェントルマンクラス #2 田島 剛 1'45.377 4/15
