マレーシアのセパン・サーキットで行われたメルデカ12時間耐久レースは8日、決勝レースが行われ、スーパー耐久でお馴染みの28号車PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(片岡龍也/織戸学/ヨハン・アズミ組)が優勝を飾った。2位は15号車PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/ファリーク・ハイルマン組)だった。

 マレー語で「独立」を意味するメルデカ12時間耐久レースは、独立を祝う8月にセパン・サーキットで実施される耐久レース。2000年からスタートし、年々日本から参戦するマシン、ドライバーも増え、注目度が増してきている。

 トップカテゴリーであるOクラス(オープン)には、昨年の雪辱を期するペトロナス・シンティウム・チームから2台のBMW Z4がエントリー。このうち、28号車片岡組が306周を走りきり、同ラップでフィニッシュした15号車谷口組を下し優勝を飾った。Oクラスには3位にチーム・ポルシェクラブ・シンガポールの911GT3が入り、澤圭太が乗り込んだLKMレーシングのポルシェが4位。スーパーGT第4戦セパンにスポット参戦したサンダー・アジア・レーシングのモスラーMT900Rは6位だった。

 トーヨータイヤのサポートを受け、トム・コロネル/木下隆之/ハンク・ハーン(菊地靖)組で参加したポルシェ、ミロ・コノプカ/フランツ・エングストラー/加納政樹組のポルシェはどちらもリタイアに終わった。

 アストンマーチンN24、ロータス・エキシージなどを中心に争われたA1クラスでは、ARTAエグゼクティブアドバイザーの土屋圭市が乗り込み話題となったJ'SRACING S2000(梅本淳一/土屋圭市/久保田英夫組)が、アレックス・ユーン組ラディカルSR8に次ぐ2位でフィニッシュ、表彰台を獲得した。市嶋樹/服部尚貴/吉田広樹組のSPOON S2000はリタイアとなっている。

 シビック、インテグラ、アルテッツァなどが顔を揃えたA2クラスでは、シンガポールから参戦のシビックに山崎信介が乗り込んだ22号車が3位表彰台を獲得。5ZIGENから参戦した平中克幸/吉本大樹/松浦孝亮組のシビックは7位でフィニッシュしている。川口正敬/長野賢也/アダム・ハン組のトレイシースポーツ・シビックは13位でフィニッシュした。

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