トヨタ自動車は20日、レクサスブランドから販売しているスポーツクーペ、SC430の生産を2010年7月末をもって終了すると発表した。スーパーGT500クラスマシンのベース車両だけに、今後の動向が気になるところだ。

 トヨタのニュースリリースによれば、「2005年8月に販売を開始した『レクサスの華』をテーマに極限の美しさを追求したスポーツクーペ「SC430」の生産を、2010年7月末をもって終了する」としており、今回の生産終了に合わせ、特別仕様車“The Eternal Jewel”を設定、3月1日から200台限定で販売するという。価格は750万円。

 スーパーGT500クラスでは、SC430が2006年にベースマシンとして登場。OPEN INTERFACE TOM'S SC430が鈴鹿でデビューウィンを達成、初年度でシリーズチャンピオンを獲得した。現在のSC430のGT500マシンは2009年に登場したマシンで、2011年までは使用されることが予想されている。その後のベース車両がどうなるのか、注目が集まるところだ。

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