全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦もてぎでポールポジションを獲得したアンドレ・ロッテラー（PETRONAS TOM'S）、2番手に入った中嶋一貴（PETRONAS TOM'S）、3番手の伊沢拓也（DOCOMO DANDELION）が、予選について語った。

アンドレ・ロッテラー（PETRONAS TOM'S）：予選ポールポジション
「今日はすごくいい1日となりました。スペシャルステージという新しい形の予選を楽しみにしていました。ただ、タイヤの部分では全く新しいタイヤを使うか、スクラブしたものを使うのか、いろいろと迷っていました。ただ、マシンのセットアップはとても良く、Q1での状況も良かったので、そのままのセットでスクラブしたタイヤでスペシャルステージを走りました。Q1での状況をキーブして走ればうまくいくと思っていて、風の影響もありましたが、タイヤをうまく使えればいいタイムが出せると思っていました。その通りにうまく走れたので、ポールポジションを獲ることができたのだと思います。とてもうれしく思っていますし、チームにも感謝しています」

中嶋一貴（PETRONAS TOM'S）：予選2番手
「走り初めからクルマはそんなに悪くはなかったです。ただ、風も強くて、タイヤも少し行き過ぎるとタイムロスしますし、行かなければタイムも出ないしと、やや難しい状況で、綱渡りのような感じでしたね。ただ、予選1回目でもいいタイムは出ていて、スペシャルステージでもいいタイムが出そうな感じはあったのですが、ミスもありましたし、難しいところもあって、まとめきれませんでした。自分自身でも緊張しているのがわかるような感じだったので、この順位は仕方がないと思います。アンドレは持っているものをきっちりと100%出していたと思うのですが、自分としては90%ぐらいしか出せなかったと感じています。それでもフロントローにいられるので、そういう意味ではすごくポジティブな結果だと思いますし、鈴鹿でもいいレースができたので、今回もいいレースをしたいと思います」

伊沢拓也（DOCOMO DANDELION）：予選3番手
「開幕戦に続き、いい予選ができたと思います。ただ、ポールを獲った前回よりはあまりうれしくはなかったですね（笑）。前回はレースも良くなかったので、レースでしっかりと速く走れるように詰めていきたいと思っています。今日は朝のフリー走行から予選にかけて、全体的にタイムがあまり上がっていかないというコンディションの中で、スペシャルステージでのセットを考えていったのですが、結果的にはユーズドタイヤでの走り出しの時が一番乗りやすかったのかなと思います。明日のレースでも今日のようなコンディションになれば、多少乗りにくい状況でミスが出やすい状況になると思うので、そのあたりが鍵になってくるのではないかと思います」

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