全日本選手権フォーミュラ・ニッポンは開幕2戦を終え、7月16日〜17日には富士スピードウェイで第3戦を迎えるが、第2戦オートポリスで初勝利、現在ランキング首位を走る中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)が30日、富士スピードウェイイメージガール『CRANES』とともにオートスポーツweb編集部を訪れ、意気込みを語った。
今季ひさびさに日本復帰を果たし、父である中嶋悟NAKAJIMA RACING監督、弟の中嶋大祐との対決など“家族対決”に注目が集まっている一貴。開幕2戦でも、今回のようなメディア媒体へのアピールにまわったが、「毎回のように兄弟、親子と身内の話ばかりでちょっと申し訳ないです(笑)」と言う。とはいえ、「メディアまわりをすると結果がいいというジンクスがあるので、今回もそれでいければ」と一貴。
開幕戦の鈴鹿では3位表彰台、さらにオートポリスではQ1敗退ながら作戦を的中させランキング首位となっている一貴。「自覚もありませんし、まさかランキング首位になるとは思ってませんでした。僕がいちばんビックリしていると思います。開幕2戦で勝てるとは思っていませんでしたが、余計な肩の荷は下りましたね」と元F1ドライバーとしてのプレッシャーからは開放された様子だ。
決勝では持ち前のスムーズなドライビングで後方グリッドから上位進出を果たしているが、やはり課題は予選。「割と去年もチームは予選が苦しい傾向があって、今年はトップが速く、さらに輪をかけて僕がミスをしている部分もある」と一貴は分析する。しかし、富士はトヨタのホームコースでもあり、一貴にとっても全日本F3時代は得意としたコースだ。
「結果はあまり残せてないらしいんですよ。2005年のF3のときに4戦やって2位4回かな? だけど3回ポールは獲ってますからね。まぁF1のときも予選は良かったんで。現状、予選が良くない自分にはちょうどいいサーキットかな(笑)。でも大事なのはレース。開幕2戦で変わったレースをしているので、普通に前にいけるようにしたいですね」と一貴。
今回、土曜はフリー走行、予選・決勝が日曜日という昨年同様のレースとなる第3戦富士。決勝は200kmのレース距離でタイヤ交換2回が必要となる。「正直言って、タイヤ2回交換は余計かもしれません。換えなきゃいけないならいけないで、タイミングとかを状況を見ながら考えてやらないといけない」と決勝レースを見据える。
「でも逆に走る時間はいつもより多いしテストに当てられる時間も増えるので、それはありがたいですね。見るお客さんとしても日曜に予選・決勝が見られてお得感が多いと思います」
今回のフォーミュラ・ニッポンでは、EARTHSHAKER、SHOW-YAのライブが決勝レース後に見られるなど、イベントも盛りだくさん。「世代ではないんですけどね」と言う一貴だが、SHOW-YAはかつて父・悟の現役時代、昭和シェルのCMに曲が使われていたこともあり興味津々の様子。「僕、レースファンですから。93〜94年以降の事ならだいたい分かります」という一貴だけに、今回サポートで行われるGT ASIAのレースなども、「ディランタ・マワガムワさんとか出てますよね。マレーシアで見ました。元Fニッポンドライバーでしょ?」と楽しみにしているようだ。
自身のレース、そしてイベントと一貴も期待する第3戦富士。今回のチケットの半券で、翌週のスーパー耐久が1500円で観戦できることもあり、お得感は満載。チケットはすでに発売中で、観戦情報はhttp://www.fsw.tvでチェックすることができる。
