3月23日からスタートした、東北地方太平洋沖地震の被災地に向けたスーパーGTのトランスポーターを使用した支援物資の輸送。29日には裾野市から相馬市へ2回目の輸送が行われたが、31日には第3回目の輸送として、御殿場市から宮城県柴田町へ物資が出発した。
このスーパーGTのトランスポーターを使用した支援物資の輸送は、GTアソシエイションと富士スピードウェイの協力で始まったもので、23日には静岡県御殿場市から福島県相馬市にレーシングプロジェクトバンドウとヨコハマタイヤのトランスポーター2台が出発。29日には、ヨコハマタイヤのトランスポーター1台が静岡県裾野市から相馬市へ支援物資を届けた。
3回目の輸送となる今回も、横開きで荷物の積み下ろしがしやすいヨコハマタイヤのトランスポーターが起用され、御殿場市の支援物資としてタオル36300枚、紙おむつ600袋、缶詰3000個、水2L×2400本、米250kgが輸送されることに。柴田町ではフォークリフトが使えないことから手積みでの積み込みとなり、今回も積み込みに参加したGTA坂東正明代表をはじめトムス、ルマン、インパルといったレーシングチームのスタッフ、そして井口卓人、蒲生尚弥も参加し、効率よく荷物を積み込んだ。
31日に支援物資を積み御殿場を出発したトランスポーターは、4月1日に柴田町地域福祉センターに到着する予定。支援物資をトランスポーターから運び出す作業には、柴田町地域福祉センターから車で17kmほどにあるスポーツランドSUGOからもスタッフが駆けつける予定となっており、まさにモータースポーツ界が一丸となった支援になりそうだ。
