全日本F3選手権の第11戦が、岡山国際サーキット舞台として8月28日に行われ、ポールシッターの関口雄飛(B-MAX F308)をスタートで、山内英輝(PLANEXハナシマF308)が逆転。そのまま逃げ切って今季2勝目をマークした。
ウェットコンディションの中でのレースとなった第10戦とは異なり、第11戦は完全なドライコンディションでバトルが繰り広げられた。フロントローに並んだ関口、安田裕信(Three Bond)ともどもスタートダッシュは今ひとつ。しかも、互いに牽制し合ってイン側に進んだがゆえに、開いたアウト側のラインを予選3番手だった山内は一直線に加速。その結果、1コーナーにはトップで山内が飛び込むこととなる。
関口はスタート直後に安田にも抜かれたばかりか、ヘアピンでは蒲生尚弥(PETRONAS TOM’S F308)の先行も許すことに。そんな後続のバトルを尻目に、山内はオープニングの1周だけで2秒3のリードを確保。2周目にはファステストラップを記録してなおもプッシュ、確実な差をつけると、やがて後続に合わせてペースをコントロールする余裕も。そして、最後は2位の安田に約10秒の差をつけてゴール。山内は第1戦以来の、今季2勝目をマークすることとなった。
2位は安田で、2周目から単独走行。もちろん、ランキングのトップはキープした。そして、3番手争いは最後まで続いたものの、蒲生の逃げ切りなるかと思われた最終ラップにハプニングが。「原因は分かりませんが、裏のストレートで突然エンジンが止まってしまいました」と蒲生。これで関口が前に出て、3位でのフィニッシュを果たすこととなった。
一方、Nクラスではポールの野尻智紀(HFDP RACING F307)が、スタートで痛恨のエンジンストール。完璧に出遅れてしまう。逆にスタートを完璧に決めてのが中山雄一(TDP SPIRIT F306)。佐々木大樹(NDDP RACING)をも抜いてトップに浮上する。
佐々木は終始、中山に離れることなく続いていたが、逆転するまでのチャンスはつかめず。最後も縦一列で続いてゴールするのがやっとだった。中山はこれで3勝目をマークし、5位に留まった野尻に、ポイントランキングで大きく迫ることに成功した。
