全日本F3選手権 第9戦 決勝上位ドライバーコメント

■優勝:平川 亮
(RSセリザワ/Car.No4/広島トヨペットF312/トヨタ1AZ-FE)
「今日のレースはポールポジションからのスタートということで、コース的にも抜きづらいのでスタートをキッチリ決めて逃げ切ろうと考えていましたが、実際にそれを完璧にこなせて良いレースが出来たと思います。朝の予選に比べると路面温度が高くて、タイヤの摩耗などを気にして走っていましたが、それも想定内に収めて最後まで問題なく走れました。(野尻選手にファステストラップを奪われたのは)後半のタイヤの摩耗を気にし過ぎて前半あまりプッシュ出来なかったことが原因だと思います。(明日タイトルを決める可能性があるが)明日は2番手からのスタートになりますが、やはりスタートが一番重要なのでとにかくそこに集中して行きたいですね」

■2位:野尻 智紀
(HFDP RACING/Car.No8/HFDP RACING F312/ホンダMF204C)
「2番手スタートでしたが、今日はとにかく落ち着いてスタートしようということで(逆転を)狙ってはいましたが、前に出ることは出来ませんでした。しかし、その後は1周目から必死でプッシュしてファステストラップが獲れましたが、中盤から後半にかけてのペースの乱れが平川選手よりも多く、それで少しずつ引き離されてしまいました。最終ラップでもトップと同じようなペースで走れる力はあると思うので、明日に向けてはそういったペースの乱れが反省点ですね。明日はポールポジションからのスタートですし、そのあたりをしっかりと集中して気合いを入れて行かないといけませんが、前回大会から調子が上向きですが、ホンダさん、そしてチームのみなさんが一生懸命良いクルマを準備して頂いています。今日のスタートもまずまずだったので、明日も今日と同じようなスタートをすれば抜かれることはないはずですし、トップで1コーナーをクリアすれば……。クルマも非常に仕上がっていますので、そのまましっかり走り切りたいと思います」

■3位:中山 雄一
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/\t/トヨタ1AZ-FE)
「やはりスタートしかチャンスはないと思っていたので自分もスタートに懸けていたのですが、みんな同じようなスタートを決めていて順位は変わりませんでした。序盤は僕のペースが良くて野尻選手にも離されず、抜けるかな、というくらいのペースだったのでプッシュしていったものの、ミスもあって前に出ることが出来なくて。ペースが良かったので、それならば逆に前との間隔を取ってファステストを狙うことに専念すれば、ベストタイムもあとコンマ2〜3秒は上がったかもしれないし、ちょっとその点では悔しい気持ちもあります。ただ、昨日の占有走行から考えると、1秒落ちだったものが今日のベストタイムではトップと大差ないところまで来たので良かったと思います。終盤は序盤にプッシュしてしまったことで、ラファエル・スズキ選手に詰め寄られたのですが、大きなミスをすることはなく、3位を守れて良かったです」

■4位:ラファエル・スズキ
(TODA RACING/Car.No2/MAD CROC TODA F308/ホンダ MF204C)
「スタートは良かったけれど、周囲も同じようなスタートで結果的にオーバーテイクすることが出来なかった。その後はレース中、ほとんどずっと中山選手をプッシュしていったが、もてぎと同様にこの岡山のコースは抜きどころがなくて、どうしても彼をパスすることが出来ず残念と言うしか無いね。どうしても前のマシンに近づくとダウンフォースを失ってしまうので、前に追いついてはアンダーステアになって後退、また2周くらいで追いついて、また後退して、の繰り返しになってしまうんだ。もっと上位からスタート出来ていれば、勝てるくらいの速さは充分あると思うのに、どうしてもF312勢に比べると予選でのニュータイヤの一発が出ない。空力的な問題なのか、F312の方がF308よりもニュータイヤのグリップをより使い切れるんじゃないかと思う。やはり予選でのパフォーマンスを改善しなければ勝負にならないが、なかなか難しい。フラストレーションが堪るレースが続いているけれど、チームは凄く頑張ってくれているし、なんとか状況を打開したいね」

■5位:山内 英輝
(B-MAX ENGINEERING/Car.No1/B-MAX F312/トヨタ1AZ-FE)
「ちょっと今日の第9戦はいろいろな意味で苦しかったですね。やはり前にマシンがいると抜けないという傾向はあるかなと思います。スタートは普通でしたね。予選の時に感じていた、ブレーキングでのリヤの不安定な感じがやはり改善し切れていなくて……。その部分が改善出来ていれば、もうちょっと良い戦いが出来ていたと思いますが、どうしてもリヤが足らない感じでした。出口だけの問題ならば、自分でコントロール出来るのですが、進入で飛び込んで行って最大限にブレーキを踏むところでのリヤの不安定さは厳しいですね。予選などのニュータイヤのときにはタイヤがまだグリップしてくれるのですが、中古タイヤで走る決勝ではちょっと予想よりも状態が酷くなってしまったかなと思います。明日は3番手スタートですが、やはりスタートから1〜2周が勝負だと思うので、今晩中になんとか考えて臨みたいと思います」

■7位(N-1位):佐々木 大樹 F3-Nクラス
(NDDP RACING/Car.No23/NDDP RACING)
「昨日から凄く調子が良く、中古タイヤでのペースも良かったので、スタートを決めて序盤にプッシュして2番手以下とのリードを保てれば、あとはもう自分のペースを守って行けば追いつかれることは無いと思って決勝に臨みました。スタートはそれほど良くはなかったんですが、F3-Nクラスのトップのポジションをキープすることが出来て。その後はやはりペースが良かったので、F3-Nクラスではないリチャード・ブラッドレー選手にも追いついて行けるような感じでした。前半はギャリー・トンプソン選手、後半は平峰一貴選手が追い上げて来ていたので、そこはちょっと難しい部分もありましたが、うまくブラッドレー選手のスリップを使うなどして逃げようと言う作戦で行きました。最後はちょっとブラッドレー選手のペースが落ちてペースを下げることになりましたが、後続との差も開いていたので、最後はゴールすることだけを考えて走りました。その結果、しっかり優勝出来たので良かったと思いますが、まだランキング2位の平峰選手とは10ポイント差。自分が何かミスをすれば逆転されてしまうポイント差なので、明日もしっかりと気を引き締めて勝つことが出来れば、次の菅生ラウンドに向けても良い流れが出来ると思います」

■8位(N-2位):平峰 一貴 F3-Nクラス
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F307/トヨタトムス3S-GE)
「スタートが全てでした。そこで出遅れてしまったことによって、トップの佐々木選手との間にトンプソン選手に入られ、さらに勝田貴元選手にも抜かれてしまって。それを挽回するのにかなり時間が掛かってしまったし、スタートで出遅れてしまったことでレース全体の流れが変わってしまったかなと思います。その後のペースに関しては、占有走行から佐々木選手が自分より速いことが分かっていたので、佐々木選手がブラッドレー選手に引っ掛かっているうちになんとか追いつこうとしたのですが、最終的に届かないまま終わってしまったので、自分としてはかなり悔しいレースになってしまいました。路面温度がかなり高かったせいか、いつもとはちょっと違ったスタートになってしまったのですが、スタートが悪かった原因は自分の中では分かっているので、なぜ悪かったかをしっかりデータを見直して明日の第10戦に繋げたいと思います」

■9位(N-3位):ギャリー・トンプソン F3-Nクラス
(SGC by KCMG/Car.No20/KCMG/トヨタトムス3S-GE)
「良いスタートが決まって1コーナーまでに2番手に浮上することが出来たんだけれど、序盤の数周は今季これまでで一番良いと思えるようなペースでトップの佐々木選手について行くことが出来ていたんだ。このままついて行けるかもしれないと思っていたのに、なぜそうなったのかは分からないけれど、12周目の2コーナーで突然スロットルがスティックしてしまったような感じでスピンしてしまった。それで3番手にドロップしてしまったのは残念だけれど、3位という結果には満足しているよ。ただ、佐々木選手がブラッドレー選手の後ろで引っ掛かっているのは分かっていたので、スピンがなければ問題なく2位ではフィニッシュ出来たと思う。昨日もあまり良い状態からレースウィークをスタート出来たわけじゃなかったけれど、かなりトップと差のないところまで持って来れたのでこの方向で明日もさらに進んで行きたいね」

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