2013年からスタートする新しいレースカテゴリー、インタープロトシリーズ。今季は富士スピードウェイで全3戦が開催されるワンメイクレースだが、このレースに用いられるワンメイクカー“Kuruma”には、これまでにない試みが用意されている。
このインタープロトシリーズは、国内外で多くの栄冠を獲得してきた名ドライバー、関谷正徳氏が3年をかけ企画したワンメイクレース。“Driving Competition”をテーマにデザインされたワンメイクカー“Kuruma”は、富士スピードウェイ周辺に多数点在するレーシングガレージが長年培ってきた知識や技術を集結し、設計・製作され、3.6リッターV6エンジンを搭載。カーボンモノコックとパイプフレームのハイブリッド構造により、ドライバーの安全確保にプライオリティが置かれている。
また、ウイングを付けずダウンフォースに頼らず、ABSやトラクションコントロール等も搭載していないことから、ドライバーのスキルが大きく出るほか、スリップストリームが効きやすいなどの狙いもある。
5月10日に発売されたオートスポーツNo.1356号では、このインタープロトシリーズについて、スーパーGT第2戦富士で行われたデモランの様子を詳しく掲載しているが、この中でシリーズの興味深い試みを紹介している。
それは、このインタープロトシリーズの全車に助手席が搭載されていることだ。サーキット走行やレース参加経験のないファンにドライバーの仕事の難しさや過酷さを伝えるための画期的な試みとして、全車のサイドシートに公募したファンに乗ってもらい、プロのドライブで模擬レースを体感してもらう。
グリッドから発進してローリングスタート、そして1コーナーに飛び込んで行く……。モータースポーツの迫力を体感するのに、これ以上の近道はないだろう。6月22日〜23日に開催される開幕戦、2013 Fuji Champion Race Series Round 3では、オートスポーツ読者も3名(チケットはペアで)招待しれくれることになったので、ぜひその興奮を、まわりの人々に伝えて欲しいところだ。
●インタープロトシリーズ第1戦 サイドシート試乗
6月23日(日)富士SWでローリングスタート体験を希望する場合、下記応募先へ6月5日必着ではがきに住所、氏名、年齢、電話番号を明記の上、応募してください。シートサイズの都合上、身長150cm以上体重80kg以下の方に限定。
●応募先はこちら
〒412-0026 静岡県御殿場市東田中1959-41-105
株式会社インタープロトモータースポーツ「オートスポーツ・サイドシート試乗」係
※当選発表は発送をもって代えささせて頂きます。
オートスポーツNo.1356について詳しくはこちらへ
http://as-web.jp/autosport/issue_info.php?no=559
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