世界に数台という最新シミュレーターを備え、プロのレーシングドライバーからモータースポーツファンまで幅広く利用されているレーシングシミュレーターの東京バーチャルサーキット(TVC)が、未経験者の声に応えて体験トレーニングコースの効果が出なかった場合の“全額返金制度”を4月1日より導入する。
TVCの体験トレーニングコースは、富士スピードウェイの計測5周の中で、TVCでのトレーニングを体験できるというもの。ロガーデータも持ち帰ることができるほか、インストラクターによるデモンストレーションも見ることができる。
ただ、TVCが利用者にヒアリングを行ったところ、初来店の際には自身の腕やトレーニングの効果についてなどの不安があったことが判明。TVCではこの声を受けて、もっと安心してシミュレーターを体験してもらえるように、と返金制度を4月1日から導入することになった。
この制度では、富士スピードウェイでの体験トレーニングの結果2分30秒を切ることができなかった場合、料金の5000円が全額返金される。ただし、シミュレーター酔いの場合は返金対象とならないということなので、その点はご注意を。
またTVCでは、4月14日から20日の期間で、F1第4戦中国GPの開催に合わせたキャンペーンも実施。プロの手によるセッティングが施されたマシンで計測5周のタイムアタックを行い、規定タイムをクリアするごとに上位マシンでのアタックが可能となる『TVCチャレンジ』で、中国GPの舞台となる上海インターナショナル・サーキットを走ることができる。
料金は2000円(税込)となっているほか、通常のトレーニングコースでも、同サーキットでの走行に限り30分8000円(税込)の特別料金となる。
TVCの詳細や利用予約はTVC公式サイト(http://tokyovirtualcircuit.jp/)まで。