2月27日、静岡県の富士スピードウェイで行われていた走行会で、走行していた車両の1台が1コーナーを直進する形でアウト側のタイヤバリアに激突、ドライブしていた神奈川県横浜市在住の61歳の男性が亡くなった。
この日の富士スピードウェイでは、『第4回ウィンターレーシングフェスティバル』という走行会イベントが開催されており、富士スピードウェイによれば250台ほどが参加。事故があった車両は13時からの45分間の枠で走行していたが、13時22分頃事故が発生。警察では現在まだ事故原因を調査中だが、目撃証言によれば、“ブレーキング時にブレーキはかけているが、かかっていないような状態”で、高速で1コーナーアウト側に突っ込んだという。
富士スピードウェイの安全設備としては、タイヤバリアに加えてマシンがコース外に出ることを防ぐ、安全性の高いFIA規定のフェンスがあるが、事故車はタイヤバリアに激突した弾みでこのフェンスを乗り越え、さらにサービスロードをも越えて地面に落下したという。