NAKAJIMA RACING

2012 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 第5戦 ツインリンクもてぎ
レースレポート

8月5日(日)天気:晴れ

◇盛夏らしい快晴で迎えた決勝日。昨日に続き今朝も気温が急上昇する灼熱のツインリンクもてぎ。朝のフリー走行ではレースに向けた確認を中心に走行を終え、小暮8番手、大祐11番手で決勝スタートを待つ。

 レーススタート進行が始まった13時15分には気温34℃、路面温度50℃と、ドライバーやスタッフにとっても過酷なコンディションでレース開始を迎える。11番手グリッドからスタートの小暮はスタートを決め2つポジションを上げ、オープニングラップを終える。一方12番手スタートの大祐は2つポジションを下げ、2周目に突入。そこからは我慢のレースとなり、小暮23周終了時点でピットイン、タイヤ交換と燃料給油を行なうが、ピットクルーの作業ミスによりドライブスルーのペナルティを受けてしまう。一方大祐も、30周終了時点でピットインしたが、エンジンストールしてしまいコース復帰に時間がかかり順位を落とす。大祐13位、小暮14位で懸命に前車を追いかけるも、大祐は終盤ブレーキが効きづらくなり、ペースを上げられないまま後続の小暮とともに、12位、13位でチェッカーを受け、今大会もノーポイントで終わる悔しい結果となった。

◇観客動員数:
8月4日(土)予選 10,000 人
8月5日(日)決勝 16,000 人

◇コメント
チームディレクター:藤井 一三
「ドタバタのレースをしてしまいました。暑いなかドライバーは頑張ってくれたのですが、ピット作業でミスが出てしまい上位でゴールすることができませんでした。神様から初心に戻れといわれているようです。気を引き締め直して残りのレースはきっちり決めたいと思います」

#31 ドライバー 中嶋 大祐
「まずオープニングラップの位置取りが上手くいかず、ポジションを落としてしまいました。そのあとは前方を走る車両につかえてしまい、自分のマシンのポテンシャルを出すことが出来ませんでした。ピットでのミスもあり、反省すべき点の多いレースとなってしまいました。残りのレース数も少なくなってきていますので、次のレースでは何としてもポイントを獲得できるように頑張ります」

#32 ドライバー 小暮 卓史
「良いスタートが切れ、順位を着実に上げていきました。もてぎは前車に近付きすぎるとパッシングが難しいコースですが、マシンの状態もよかったので、いい流れでレースができると思いましたが、ピットインでペナルティを受けてしまい、13番手まで落ちてしまいました。巻き返しを図りたいですがなかなか前をパスできずフラストレーションが溜まるレースとなってしまいました。総評としては、内容的にはよくなかったですが、確実に前進している実感はあるので、うまく調子を決勝に合わせて上げていければ上位にいける自信があります。残り2戦、表彰台を狙っていきます」

中嶋 悟 総監督
「ピット作業でのつまらないミスでレースを落としてしまい、ポイントを取ることができませんでした。恥ずかしいところをお見せしてしまい残念です。しかし、結果はよくなかったものの、レースやマシンのポテンシャルは今までに比べて少しずつよくなってきたので、次戦に繋げていきたいと思います。暑い中、多くのご声援をありがとうございました。残りレースも少なくなってまいりましたが、チーム一丸となり全力を尽くしていきます」

◇第6戦は9月22日、23日にスポーツランドSUGOにて開催されます。

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