2012全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン第5戦 ツインリンクもてぎ
予選速報
8月4日(土)天気:晴れ
◇ツインリンクもてぎ開業15周年記念大会となったフォーミュラ・ニッポン第5戦。今年も残り3戦となり、気持ちを入れ替えここまでの悪い流れを断ち切りたいところ。朝から気温がぐんぐん上昇、炎天下のなか朝のフリー走行で大祐7位、小暮6位と順調に予選に向けたセッティングを進める。
13時30分から公式予選が開始。今回の予選はノックアウト方式で行われた。ノックアウト方式の予選とは、Q1は全18台が出走し、上位13台がQ2へ進出。これの上位8台がQ3へ進出し、最終的にグリッドが決定する。
まずQ1を大祐12位、小暮6位で突破し、Q2スタートに備えてセッティングを微調整し、残り時間が5分を切ったところでコースイン。それぞれアタックに入る。小暮も大祐もそのセッティングが裏目に出たのか、少し上昇した気温と路面温度に合わなくなったのか、タイムを伸ばすことができず11位と12位でQ3に進出できずに予選を終えた。
◇コメント
チームディレクター:藤井一三
「朝のフリー走行では少しよい感触があったのですが、いざ予選となるとなかなかまだまだ詰め切れていないようです。ちょっとしたことでフィーリングが大きく変わってしまい、両ドライバーともてこずっています。これからその原因を探します」
#31 ドライバー 中嶋大祐
「Q1では若干ミスがあったのですが、ミスなく走れたQ2でQ1のタイムを更新できず困惑しています。基本的には前回富士で調子が良かったセッティングに近いセッティングで走ったのですが、今回サーキット入りしてから行った変更が裏目に出てしまったように思います。明日は苦しいポジションからのスタートとなりますが、一つでもポジションを上げてレースを終えることが出来るように精一杯頑張ります」
#32 ドライバー 小暮卓史
「今回は富士のレースを踏まえ、基本セットをあらかじめ決めて挑みました。走り出しからポテンシャルは高く、フィーリングはよかったのですが、完璧ではありませんでした。予選は、Q1ではミスなく走って6番手、Q2に関してはタイヤの温まりが足りず、マシンの挙動が不安定でタイムが出ずに11番手で終わってしまいました。この結果は納得いくいものではないし、ちょっとしたことで大きく変わるマシンの動きをコントロールできなかったことがとても悔しいです。明日は、マシンのパフォーマンスは高いので、11番手からですが粘り強い走りで確実に追い上げていきたいと思います」◇明日の決勝は14時00分より52周回で行なわれます。
