第8戦もてぎ 決勝レポート(GT500)
今年の課題明らかに、来期に向けて解消目指す

 今朝のフリー走行は、昨日の予選後に調整したセットの確認を行ったが、相変わらずピックアップの減少は見られなかった。タイヤの空気圧の微調整を行い、ウォームアップ走行ではわずかにピックアップは減るものの、総合的なパフォーマンス向上はあまり見られなかった。

 スタートは松浦孝亮。スタート直後の1コーナーでオーバーランしてしまい、ポジションをひとつ落としてしまう。

 序盤のラップタイムは悪くないが、前方を走行するマシンもほぼ同じタイムによる走行だったので、順位を上げることは難しかった。走行しているうちに徐々にピックアップがあり、ラップタイムが落ちてしまうが、他車も同じ症状に悩まされていたようだ。その中でも松浦は我慢の走行を続けていたところ、全体のラップタイムを見ても速いタイムを刻んでいたので、ルーティンのピットインを予定より先延ばしする作戦に変更した。松浦は10番手までポジションを上げた23周目にピットインを行った。

 ピット作業に大きなミスも無く、ヴィタントニオ・リウッツイはコースに出て行った。リウッツイはピットアウトの2周目にベストタイムを更新し、前車を追っていく。ラップタイムは悪く無いものの、全車とのギャップが開き過ぎ、終盤まで抜くまでに至らず、12位でレースを終えた。5月のテストからマシンバランスの向上が見られ、チームとしては優勝にも手が届きそうな手応えを感じていたが、なかなか結果に結びつけることが出来なかった。非常に悔しい1年を過ごしたが、課題も見えているので来季は手応えを結果に結びつけたいと思う。

鈴木亜久里監督のコメント
「なかなか問題点を解決出来なかったね。でも、課題は見えているので、来年に向けてひとつずつ問題点を消化していって、来年こそは結果に結びつけたいね。手応えは感じているので、出来ると思う。今年はこれで終わりだけど、応援して下さったファンの皆さま、ご支援下さいました企業の皆さまには感謝申し上げます。またドライバー、エンジニア、メカニックも非常に頑張ってくれました。来年は絶対に結果を出します。ありがとうございました」

佐藤真治エンジニアのコメント
「ドライバーは最後まで諦めずに頑張ってくれましたが、タイヤを含め全体のパフォーマンスを上げる必要があります。第7戦までは非常にパフォーマンスが高かったのですが、これを最終戦まで維持出来なかったのが残念です」

ヴィタントニオ・リウッツィ選手のコメント
「レースウイークが始まってからタイヤのグレイニング(タイヤの表面が削れてカスになり、それが表面に付着し、ささくれてサメ肌のようになり、グリップが低下する事)やピックアップに悩まされましたが、最後まで解決出来ませんでした。私は後半、孝亮から変わってコースに出て行きました。最初は非常に速く走る事が出来ましたが、徐々に前述の問題が発生し、グリップが落ちてしまいました。また、マシンはいたるところでリフティングしてしまい、姿勢が安定せず運転するのが難しかったです。またセッティングを見直し、来年に備えたいと思います」

松浦孝亮選手のコメント
「打開策を探しながら進めていましたが、決勝でもそれを見つけることが出来ませんでした。最後をこういうカタチで締めくくるのは非常に悔しいのですが、オフシーズンにもう一度いちから組み立てて来季はチャンピオンを獲得出来るように頑張りたいと思います」

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