欧州日産は、人気のクロスオーバー車である日産ジュークに、日産GT-Rのエンジンを搭載した“ジュークR”を作成していると明らかにした。ただし現在はあくまでコンセプトモデルで、販売の予定はないようだ。
独特のフォルムで好調なセールスをマークしている日産ジューク。この大胆なフォルムに、強烈なフォルムとパワーを搭載しようと欧州日産が、WTCCやLMSなどでおなじみのモータースポーツファクトリー、RMLが協力して作り上げた車両がジュークRだ。
ジュークRは、日産テクノロジーセンター・ヨーロッパ(NTC-E)とRMLが協力。エンジンルームにはGT-Rの3.8リッターV6ツインターボエンジンが収められ、GT-Rの四輪駆動ドライブトレインをそのまま移植。ホイールにはレイズの20インチが奢られている。また、インテリアのメーターなどもGT-Rのもの。車内にはロールゲージが張りめぐらされ、スパルタンな仕上がりだ。
専用のロゴが用意されるなど、ファンにとっては「欲しい!」と言いたくなるこのジュークRだが、残念ながら現在はコンセプトモデルということだ。