公益社団法人自動車技術会は、3月5日(水)に工学院大学新宿キャンパスで、『モータースポーツ技術と文化~モータースポーツ新時代の到来・苦難を超えて新しいチャレンジへ~』と題されたシンポジウムを開催する。

 このシンポジウムは、自動車技術会が主催しモータースポーツ部門委員会が企画するもの。モータースポーツファンの中でも自動車テクノロジーに興味がある人にはぜひお勧めしたい講演が目白押しとなっている。

 日本のモータースポーツ界は不況や東日本大震災などにより、ここ数年は非常に厳しい状況におかれてきたが、2014年からはスーパーGT、スーパーフォーミュラとも新規定を導入。将来を見据えた新たなチャレンジがスタートしている。今回は新発想を含む車体技術開発や、WEC世界耐久選手権で女性ドライバーとして活躍する井原慶子による女性ドライバー視点の提言、スーパーGT500クラスの2009年規定車両開発の5年間を振り返る開発者対談など、興味をそそられる内容ばかりだ。

 シンポジウムは3月5日(水)10時〜17時の予定で、会場は新宿区西新宿の工学院大学新宿キャンパス3Fアーバンテックホール。参加費は正会員15,750円、学生会員3,150円、賛助会員22,050円、一般31,500円、協賛学協会の会員22,050円。参加申込は、ホームページ(http://www.jsae.or.jp/)からオンライン参加登録ができるほか、電話、メールで申込が可能だ。定員250名で、参加申込締切は2月26日(水)となっている。

 会場では、講演のほかにも2014年のダカールラリーに参戦したホンダCRF450 RALLY、2013年までスーパーGT500クラスで活躍したレクサスSC430、ホンダHSV-010 GT、ニッサンGT-Rの風洞モデル、それぞれ搭載した3.4リッターV8エンジンが展示されるのも見逃せない。今回のシンポジウムの講演内容は以下のとおりだ。

●開会挨拶:
モータースポーツ部門委員会幹事 ヤマハ発動機 飯倉雅彦氏

●環境対応技術とモータースポーツの将来:
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル 柿元邦彦氏

●GT300マザーシャシー開発:
童夢 中村卓哉氏

●世界最高峰までの道のり〜モータースポーツの課題と新時代への提言〜:
日産自動車 井原慶子氏

●2014ダカールラリーへの挑戦:
ホンダ・レーシング 山崎勝実氏

●モータースポーツ企業協賛「自他共に認める元気な会社」実現に向けて:
オートテクニックジャパン 横山明氏

●現代レーシングカーのサーキットにおけるセッティング:
チームルマン 山田健二氏

●【対談】スーパーGT500開発責任者が語る2009〜2013年:
 〜我らかく戦えり、そして明日へ〜
(進行)ジーロ 高橋二朗氏
トヨタテクノクラフト 湯浅和基氏
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル 鈴木豊氏
本田技術研究所 松本雅彦氏

●閉会挨拶:
東海大学 森山裕幸氏

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