スーパーGT第5戦SUGOの予選で予選4番手を獲得したランキング首位のM7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7。アタッカーを務めた谷口信輝は今日の予選を振り返り、「予想外の展開に驚いた」とコメントしている。いったい何に対して驚いたのか……!?
M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7のチームメイトである折目遼は前日、週刊オートスポーツの取材に対し、「FIA GT車両が速いだろう」と予想していたが、予選5番手を獲得した雨宮RX7の前に来たFIA GTのは4番手のJIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430のみ。この結果には谷口も驚いたと言う。
「FIA GTのマシンが前にいなくて、逆にランキング上位のクルマが速かった予想外。そしてこの暑さも想定外。タイヤにもドライバーにも厳しいね」と谷口。
「1分25秒フラットが目標タイムで、最終的には24秒5までいったから、オレとしては満足のいく予選だった。若干修正が必要な箇所もあったけど、タイムロスはなかったと思う。予選1回目とスーパーラップでは、路面のラバーの乗り方が違ったけどね」
明日の決勝にポイントリーダーとして臨む谷口は、「明日は1点でも多くとることが目標かな。でもアップスタートMOLA Z、COROLLA Axio apr GT、ARTA Garaiyaの前でゴールしたい。そのためには3番手の11号車JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430には頑張ってもらわないと(笑)。ガライヤを簡単に逃して欲しくないからね」
ちなみに、シーズン序盤戦ではことごとくタイヤ無交換作戦を成功させてきたM7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7。「明日はタイヤを換えますか?」と尋ねたところ、「換えます」と答えている。