更新日: 2018.02.17 12:58
関口が候補に再浮上。デュバルがSF参戦断念か

現在、デュバルには子供もおり、家族との時間もある程度確保したいと考えている様子。WECとフォーミュラEはどちらも世界を転戦するレースであるため、現在の生活拠点であるヨーロッパから離れる日数は多い。そこに加えてSFにも参戦となれば、さらに家を空ける時間が増えてしまうだけでなく、移動距離なども増加し、かなりタイトなスケジュールを強いられてしまう。デュバル自身にはSF参戦への強い気持ちがあるようだが、現実的には難しいと言わざるを得ないというのだ。この噂と同じタイミングで、インパルとデュバルの交渉が暗礁に乗り上げているとの話も出てきており、デュバルがSFへ復帰する可能性は一時期に比べると下がり始めているのは間違いない。
仮にデュバルが今シーズンのSF復帰を断念するとなれば、インパルにはロシターが加入すると思われるが、ここにきて一度はシート争いから脱落したと思われた関口の名前が再浮上。候補者リストに留まっていることが明らかになった。関口はKONDO Racingのシートも争っているとみられているが、1月下旬から2月にかけて20号車のシートを巡る大きな動きがあったことは間違いない。なお、そのKONDO Racingのシートは、昨年4号車をドライブしていたウィリアム・ブラーに加えて、昨シーズンのテストで乗っていた外国人勢が狙っているという話も聞こえてきている。
いずれにしても、デュバルがすべての鍵を握っていることは間違いなく、最終的な答えが出るのは、もう少し先になりそうだ。