TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【3月23日号】

SUPER GT第1戦 石浦宏明と大嶋和也がGT500クラスで9位
井口卓人と国本雄資はトヨタ カローラアクシオのデビュー戦で5位入賞

SUPER GT ※一部内容は3月22日付SUPER GTのリリースと重複しています
 3月21日(土)、22日(日)の両日、2009年SUPER GTの開幕戦が岡山県の岡山インターナショナル・サーキットで開催された。今シーズンの同シリーズには、5人のTDPドライバーが参戦している。

 GT500クラスでは、昨年同クラスにステップアップした石浦宏明と、昨年F3ユーロシリーズに参戦し1勝を挙げた大嶋和也という、2007年にトヨタ MR-SでGT300クラスシリーズチャンピオンを獲得したコンビがレクサスSC430(KRAFT SC430 35号車)で参戦する。また、昨年GT300クラスに参戦していた平手晃平はGT500クラスにステップアップを果たし、DUNLOP SARD SC430をドライブすることとなった。
 GT300クラスには、今季より新たに参戦するトヨタ カローラアクシオ(COROLLA Axio apr GT 74号車)で、GT300クラス2年目の井口卓人と、GTレース初挑戦の国本雄資がエントリーする。

 21日(土)に行われた予選では、35号車が予選1回目4番手につけてスーパーラップに進出。スーパーラップでも、5番目に出走した石浦が素晴らしいドライビングを見せ、あわやポールポジション獲得かと思われる好タイムをマーク。惜しくも、最後にアタックしたZENT CERUMO SC430 38号車にかわされたものの、キャリア最高位の2番手グリッドを獲得した。
 平手の39号車は、予選1回目開始早々にメカニカルトラブルに見舞われ、最後尾15番手スタートとなった。
 GT300クラスの74号車は、井口が予選1回目で8番手タイムをマークし、トヨタ カローラアクシオのデビュー戦ながらスーパーラップへ進出を決め、決勝には4列目8番手グリッドから挑むこととなった。

 22日(日)、未明からの雨のため、決勝はウェットコンディションでのレースとなった。
 2番手グリッドからスタートした35号車は、大嶋がスタートを担当。しかし、ヘビーウェットのコンディションに苦戦を強いられ、徐々に順位を落とすこととなってしまった。その後、32周目にピットインし、給油とタイヤ交換を行い、石浦へとドライバーを交代。追い上げを図ったが、黄旗区間での追い越しによる10秒間ピットストップのペナルティを科され、更にタイムをロス。それでも追い上げを見せた石浦は、終盤には前を行くNSXに追いつき、8番手争いを展開したが、逆転は叶わず、9位フィニッシュとなった。
 39号車の平手は後半を担当。やや早めの30周目にステアリングを引き継ぎ、ポジションアップを狙ったが、71周目にメカニカルトラブルに見舞われピットイン。しかし、修復はならず、レースを終えることとなった(規定周回数を終えていたため、レース結果は15位完走扱い)。
 GT300クラスの74号車は、井口がスタートを担当。8番手スタートから、積極的な走りで6位までポジションを上げ、35周で国本へと交代した。今大会がGTレースデビューとなる18歳の国本は、難しいコンディションながら、トップグループと遜色ないラップタイムで走行。前を行く紫電との、約30秒あった差を5秒近くまで詰めて行った。そして、チェッカー直前にこの紫電がコースオフを喫すると、 74号車はこれをかわし、5位でチェッカー。デビュー戦で見事ポイントを獲得した。国本はGT300クラスで3位となるベストラップをマークした。

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