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投稿日: 2009.07.17 00:00
更新日: 2018.02.15 14:09

【ポルシェジャパン】ポルシェ カレラカップ ジャパン 2009 第6戦/7戦 プレビュー


プレスインフォメーション 2009年7月17日

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2009 第6戦/7戦 プレビュー

ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2009年シリーズ 第6戦/第7戦を、2009年7月25日(土)、26日(日) スポーツランド菅生(宮城県)にて開催いたします。

4月下旬に2009シーズンの幕を開けたポルシェ カレラカップジャパン(以下PCCJ)も、すでに第5戦までが終了し、早くも折り返し点を過ぎた。次なる決戦の舞台は第3戦と同じ、高低差のあるテクニカルなレイアウトが特徴的なスポーツランド菅生。これから最終鈴鹿F1決戦までの後半戦を、18名のカレラカップパイロットがどう戦っていくのかに注目が集まる。

ここで改めて前半戦を振り返ってみてみれば、やはり光るのは#8清水康弘(A)の強さに尽きるだろう。開幕戦から全てのレースをポールトゥウィンで飾っている#8清水(A)は、その背後を脅かされることなく圧倒的ともいえる速さを見せつけ、すでに100ポイントを獲得。このまま最終戦まで突っ走る勢いだ。クラスAではその後方、シリーズ2位につけている#92中村嘉宏(A)も、PCCJ初参戦ながらここまで見事な走りを披露。序盤戦ではレース中#8清水(A)に大きく引き離されていたものの、ここ数戦ではその差を徐々に縮めつつあり、あと少しで#8清水(A)の背中を捉えるところまで来ている。

さらに注目したいのは今シーズン、若手育成ドライバーとしてPCCJに参戦中の#88塙翔(A)の存在だ。序盤こそ若さゆえのミスが多少見られたものの、第4&5戦の富士ラウンドでは、いずれも3位表彰台を獲得、ランキングでも#13吉田基良(A)と同じ69ポイントまで巻き返し、このポジションを定位置としつつある。若手パイロットとしての可能性をまだまだ秘めているだけに、今後の活躍に期待がかかる。

そして後半戦、まだまだ予断を許さないのがクラスBの動向だ。第5戦を終了した時点では、#16マイケル・キム(B)が2位の#55水谷晃(B)に10ポイント、3位#5高見沢一吉(B)に20ポイントの差をつけトップをひた走っているが、#5高見沢(B)以降は僅差の接戦。そのなかでも第3戦から登場した#21一ツ山康(B)は、優勝2回、3位1回と激しい追い上げを見せている。たしかに2戦分のブランクは大きいが、#21一ツ山(B)がどこまで上位に食い込んでくるか、ということにも非常に気になるところだ。

一方、チームポイントランキングでは、依然として#16マイケル(B)と#54天本昌呉(B)を擁するDIRECTION RACING EVOが153ポイントでトップを独走、2位には136ポイントで#6中山良明(A)と#55水谷(B)がコンビを組むDIRECTION RACINGが続くが、その後ろには#92中村(A)と#38浜野彰彦(B)のARTERANAが10ポイント差に迫ってきている。このあたり後半戦のチームワーク、ひいてはチーム戦略も見どころといえるだろう。

およそ一週間後に迫った7月25〜26日、SUPER GTのサポートレースとして行われるPCCJ第6&7戦、そして第8戦富士ラウンドはSUPER GT最終戦、さらに最終戦はF1日本グランプリと、ビッグイベントのサポートレースとしての開催が目白押しのPCCJ後半戦。集まった大観衆の目を釘付けにするほどの、熱く激しいバトルが織りなすカレラカップパイロット達の素晴らしいレース展開に期待がかかる。


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