全日本選手権スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション(JRP)は、2012年のフォーミュラ・ニッポンチャンピオンである中嶋一貴が、イタリアのダラーラ本社で、14年から導入されるニューマシン・SF14のシミュレーターを試した動画を公開した。
動画では、さっそうとダラーラの正面玄関に乗りつけた一貴が、ダラーラ社内にあるシミュレーターに乗り込むところからスタートする。アクチュエーターが下部につき、動きに合わせて筐体が動く、本格的なシミューレーターに乗り込んだ一貴は、見慣れたPETRONAS TOM'Sのスーツに身を包み、シミューレーターをドライブする。
カーボンブレーキを装備、550馬力/10000回転というこのSF14をドライブする一貴は、チャンピオン獲得の地、鈴鹿サーキットをドライブし始めた。ダラーラのシミュレーターが稼働する場面を見ることができる貴重な動画であり、また、一貴が「ベリークイック」と評したSF14の速さを感じることができる。
聞くところによれば、SF14は現行のFN09改めSF13を大きく上回るパフォーマンスを持つという。このシミューレーターの動画で、期待を高めたいところだ。スーパーフォーミュラの公式サイト(http://superformula.net/)では、その他にも松田次生のインタビュー動画などが掲載されている。
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