スーパー耐久シリーズ2009 第2戦
「SUGOスーパー耐久」
開催日:2009年5月9日
コース:スポーツランドSUGO
天候:(予選)晴 (決勝)晴
路面コンディション:(予選)ドライ (決勝)ドライ
チーム:Kyoshoメーカーズ岡部自動車RX-7
ドライバー:長島 正明 / 田ヶ原 章蔵 / 古谷 直広
観客動員数:7000人

お日柄もよく天候にも恵まれ、ここスポーツランドSUGOは最高の天気となりました。
サーキット内は暖かい初夏の陽差しです。
チームはメディアの取材や更に多くのファン、来場者に囲まれ、第二戦を迎えることになりました。

■ フリー走行 5月9日
ST—3クラス 参加台数6、ニューエンジンに積み替えも完了し、心機一転、フリー走行に臨む、田ヶ原選手、長島選手、古屋選手の順番となる。
気温25度 PITナンバー32 、開始時刻9:30、まずは田ヶ原選手からチャレンジ、130kmから150kmの速度で慣らし走行、セクター1までのタイム55.664、徐々にタイムを上げ、15周目にはタイムを55.471まで更新、平均スピードを176.7kmと高めてくる、なんと23周目には速度は207kmをオーバー、タイム50.47、と更新し、マシンの好調をアピール、しかし24周目にコースアウト、マシンの修理となる、メカニックの懸命な修理のおかげで再びコースに復帰したRX-7、13:30分より長島選手のトライとなる、初回より204.9kmをたたき出しセクター1まで51.321をマーク 見事な復活劇を見せる。しかし12周目にてPITIN、ミッショントラブル(5ギア) の調整を行い明日のレースに備える体制にて、終了とする。

■ 公式予選 5月10日 スタート9:30
ついに公式予選の開幕となった今日、気温は27度、天気は曇りのち晴れ
穏やかな初夏の風に包まれた中でのスタートとなった。
9:30 長島正明選手からトライ、ベストラップ1.31.340、なんと上の2クラスに割って入るタイムを更新、2番手に躍り出る。その時点のトップは(協心マイロード、タイム1.30.781)
10:30 田ヶ原選手、コースに出た瞬間に全開、ベストラップ1.30.611
驚くべき速さだ、本人のコメントは「まだタイムを伸ばす余裕があったがエンジンを温存するため2周で戻る判断としました」その時点のトップ(TRACYSPORTS タイム1.30.130)
11:00古谷選手、先日フリー走行が出来なかったため、マシンに慣れる事も含め多めに周回を取る、スピードにいたってはエンジンを本番に保つため、押さえてトライ、ベストラップ1.32.737、その時点のトップは(T-MANOILディクセル タイム1.32.347)
総合でスターティングは9番グリッドとなる。しかし確かな手ごたえをつかんだ予選となりました。

■ 決勝 5月10日 スタート13:30
本番前の張り詰めた空気の中、インタビューコメントをいただきました
長島選手「レギュレーションにより本番はブーストを下げます。RX-7にはチャンスですね、曇りになって更にチャンスです」
「あと田ヶ原選手に一言、ルールは守って下さい、人として(笑)」
田ヶ原選手「確実に完走を第一に心がけます 確実に上位を狙います」
長島選手のコメントに一言、「ルールは破るためにあります(笑)冗談です」
古谷選手「ペースよりもコーナーがポイント、安定した走りを心がけて表彰台を狙います、とにかく完走したいです。」

13:30 杜の都にエンジンの咆哮が響きわたる。ついにレーススタート。
第一走者古谷選手、安定した走りをしつつ徐々にペースを上げる
走りはまさに職人、ベストラップ1.32.022 7周目にてクラス首位に躍り出る。(メーカーズさんのコメント、満タンでいく作戦なのに速すぎて心配です)心配をよそに47周を見事に乗り切り
14:45 長島選手と交代、エンジンをいたわりつつ最高の走りを見せる様はさすがと言ったところか。ペースカーが入る時を見計らい、その間にチェンジ、素晴らしい戦略である、65周目であった
15:17 田ヶ原選手コースイン、イケイケの走りで独占首位に、なんと二位との差は16秒、しかしここは魔物が棲むと言われるSUGO,何度もペースカーが入る荒れた展開となる。94周目、ペースカーが入り2周をしたあたりに魔物が訪れた、なんとタイヤが外れたのである、PITに戻り原因究明の作業となる、その間にレースは終了。最後まで本当にわからないものだ、だからこそ面白い。次のレースにかけた男達は、その地を後にすることにしました。

■ ドライバーコメント

長島正明選手
勝ったと思いレーシングスーツを着直す所でした。最後までわからないですね。SUGOはRX-7にとって最高のチャンスだった、次の鈴鹿ではとにかくチェッカーを受けたい、RX-7には不利な環境だが、表彰台を狙います。

田ヶ原章蔵選手
後10周で優勝でした、今回はなんとしても完走したかったです
いつも素晴らしい車を仕上げて頂いているメカさん達、そしてドライバーお二人のがんばりもありましたので、次は完走目指して良い結果になるようがんばりますので引き続き皆様の応援の程よろしくお願い申し上げます。

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