全日本F3選手権 第9/10戦 予選上位ドライバーコメント

◎ Cクラス ◎
■:ケイ・コッツォリーノ               第9戦予選:PP 第10戦予選:4位
(TODA RACING/Car.No2/TODA FIGHTEX/無限戸田)
「第9戦予選では非常にマシンが決まっていて、バランスが良かったと言うかまさにオン・ザ・レールでした。アンダーもオーバーもっほとんどなく、抜群でしたね。しかし、第10戦予選では、やや前後のグリップバランスが偏っていた感じで、路面コンディションが良くなったことに対する補正が足りなかったかなと思いました。せっかくのポールポジションですが、前回の富士でペナルティーを受けて2グリッド降格が決まっているので、トップからはスタートできませんが、こればかりは仕方がないですね。セクター3では速さがあると思いますが、まだまだ僕たちには速さが足りない部分もあるので、決勝に向けてしっかり補正して表彰台を狙います」

■:マーカス・エリクソン               第9戦予選:4位 第10戦予選:PP
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No1/PETRONAS TOM'S F308/トヨタトムス)
「最初の第9戦予選では、ちょっと完璧と言う感じではなかったね。ベストラップの周で飛び出して、それでタイムが伸びなかったというのもあるんだけれど。結局インターバルにセットアップを変更して第10戦予選に臨んだら、クルマも良くなったし、良いスリップストリームも得ることができて、ポールポジションが獲得できたんだ。もちろんダブルポールが欲しかったけれど、今回はトムス勢だけでなくコッツォリーノ選手や嵯峨選手も速いからね。なんとか今日も勝てるようベストを尽くす。勝つ自信はもちろんあるよ!」

■:国本 雄資                    第9戦予選:2位 第10戦予選:2位
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No37/PETRONAS TOM'S F308/トヨタトムス)
「全体として特に大きなミスもなく、第9戦予選も第10戦予選もまずまずのセッションだったと思います。特に2回目の第10戦予選のアタックに関しては、もう最高に決まったというフィーリングがあったんですけど、それ以上にエリクソン選手が速くて、ちょっとびっくりしました。エリクソン選手とはコンマ2秒ほどの差があるのですが、決勝に向けては今からデータをチェックしてエンジニアと相談して、なんとかそのギャップを詰める方法を考えたいと思います」

■:井口 卓人                    第9戦予選:3位 第10戦予選:3位
「クルマのバランスは悪くないと思うんですが、ちょっとうまくまとまらなかったというか、うまくタイムが出せなかったですね。うまくまとめることさえできれば、もっと良いポジションに行けたとは思うんですが。ただ、コッツォリーノ選手が降格になると思うので、今日はフロントロウからスタートできると思いますし、ミスなく走ることができれば確実に良い成績が残せるはず。シリーズ争いも僅差ですが、たとえ優勝できなくとも、表彰台を重ねる走りをしていくことでまた優勝も見えてくると思うので、今は焦らず戦います」

■:嵯峨 宏紀                    第9戦予選:5位 第10戦予選:5位
(DENSO Team Le Beausset/Car.No62/DENSO・ルボーセF308/トヨタハナシマ)
「自分自身のアタックとしてはミスもなくまとめることができたので、その点では納得しているのですが、昨日からの流れ的には本音を言えばもっと前のグリッドに行きたかったですね、前とのタイム差もないですし。ただ、昨日から今日にかけてFニッポンが走行したことで路面にラバーが乗っていると思いますが、そのあたりへのセットアップのアジャストがトムス勢との差なのかなと。前回はできなかったので、今回こそ1台くらいはトムス勢を食いたいですね(笑)」

◎ Nクラス ◎
■:山本 尚貴             第9戦予選:PP 第10戦予選:PP
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING)
「クルマは完璧ですね。もう仕上げていただいた田中弘監督やチーム、貴重なデータを残してくれた先輩ドライバーの方々みんなに感謝したいと思います。基本的に同じハードウェアで戦っているNクラスで、これほどのタイム差をつけられるというのは、本当にクルマが決まっていないとできないことだと思いますし。ここまで優勝はできていたものの、一番欲しかったのに獲れていなかったポールポジションが、この鈴鹿で獲れたというのは大きいですね。毎戦毎戦課題をクリアして行っているような感じもありますし、決勝でもただ勝つだけではなく、ぶっちぎりで圧倒的な強さをアピールできるように頑張ります」

■:佐藤 公哉               第9戦予選:2位 第10戦予選:3位
(TEAM NOVA/Car.No23/NDDP EBBRO)
「昨日はトップと1.2秒ほど差があったんですが、今日はなんとかコンマ5秒ほどのところまで詰められたと思います。その辺りは、昨日からクルマのほうで大きな変更を施したので、それがかなり効果があったのかなと。後は自分のドライビングとクルマで少々、という部分がセクター2とセクター3でのコンマ2ずつの差になっているんじゃないかと思います。しかし、1発のアタックと決勝はまた違うので、前回の鈴鹿でのタイヤテストでロングをやってフィーリングが良かったので、決勝に関してはまた切り替えて臨みたいですね」

■:小林 崇志            第9戦予選:4位 第10戦予選:2位
(HFDP RACING/Car.No8/HFDP RACING)
「ちょっと昨日からセットがうまく出せず、自分もあまり乗れていなかった感じだったので予選に向けてセットを変更して臨みました。それで昨日から1秒ほど速いタイムになったのですが、第9戦予選では速くなった部分で、もっと行けたのに感覚的にうまく走れなかった感じです。第10戦予選ではそのあたりを修正して、タイムを上げられたんですが。第10戦ではチームで1-2ですし、今日の第9戦でクルマとドライビングを詰めて行って、それをうまく生かせればチームメイトの山本選手とも良い戦いができると思います」

■:アレキサンドレ・インペラトーリ    第9戦予選:3位 第10戦予選:4位
(ACHIEVEMENT by KCMG/Car.No20/ACHIEVEMENT by KCMG)
「かなりタイトな予選だったね。5.8kmもあるコースを走って、コンマ1秒差とかに何台かのマシンが入ってくるんだから驚きだね。第9戦予選ではタイヤのグリップの良いときに、うまくアタックできなかった感じだった。それで佐藤選手にコンマ2秒ほど水をあけられてしまったんだ。第10戦予選では4位になったとはいえ、そんなにフィーリングは悪くなかったし、コンマ1秒の差で2位になれたわけだから、悲観はしていないよ。ちょっと山本選手が抜けているけれど、他のドライバーとは差がないし、チャンスはあるはずだ」

本日のレースクイーン

佐々木美乃里ささきみのり
2025年 / スーパーGT
KeePer Angels
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円