【JF3A】全日本F3選手権 第1／2戦 予選上位ドライバーコメント

全日本F3選手権 第1／2戦 予選上位ドライバーコメント

◎　Cクラス　◎
■：国本　雄資　　　　　　　　　　　第1戦予選：PP　第2戦予選：2位
（PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No1/PETRONAS TOM'S F308/トヨタトムス）
「路面は完全に乾いていて、予選1回目はクルマのバランスも良かったんですが、逆にS字などでは安定しすぎている感じがあったので、予選2回目に向けてダウンフォースを少し削ってもらいました。それでもクルマのバランスは相変わらず良くて、これなら行ける、と思ったのですが、それ以上に嵯峨選手が速くてちょっと驚きました。自分としてはフィーリングもタイムも良かったので、良いポジション（ポール）かなと思ったんですが……。ただ、今日はポールですし、絶対にスタートを決めて連勝したいですね」

■：嵯峨　宏紀　　　　　　　　　　　第1戦予選：2位　第2戦予選：PP
（DENSO Team Le Beausset/Car.No62/DENSO・ルボーセF308/トヨタハナシマ）
「マカオGPからドライではほとんど走っていないような状況でしたから、予選1回目は体の慣らしも兼ねて行ったんですが、思いのほかグリップ感があって。ただ、バランス的にリヤが足りないような傾向があったので、予選2回目に向けて少しセッティングを調整してもらったら、それがうまくハマったという感じです。もちろん良いタイムを狙って行ったんですが、レコードの52秒台ということで良かったです。関口選手がトラブルで後方スタートになったので、決勝では国本選手との一騎打ちが楽しみですね」

■：アレキサンドレ・インペラトーリ　　　　　　　　　　　第1戦予選：3位　第2戦予選：3位
（TODA RACING/Car.No2/TODA FIGHTEX/無限戸田）
「いきなりのドライでの予選になったから、多少ギャンブル的な部分もあったけれど、チームは良く頑張ってくれたと思う。かなり路面が良くて、さらに空気も冷たく湿度も少なかったから、ちょっと記憶にないほどコンディションは良かった。予選1回目は探りながらだったこともあって、限界までは攻めていない。インターバルに少し調整をして、予選2回目にはプッシュしたけれど、もうちょっとだね。2列目には満足だし、基本的にはセットアップは良い方向に進んでいるけれど、決勝に向けてはアジャストが多少必要かもしれないね」

■：ラファエル・スズキ　　　　　　　　　　　第1戦予選：4位　第2戦予選：4位
（PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F308/トヨタトムス）
「僕にとって日本での初めての予選となったわけだけれど、加えてこのチャレンジングで難しいサーキットである鈴鹿での初めてのアタック、ほとんどドライでの走行が出来なかった状況などを考えれば、このポジションは決して悪くはないと思う。もちろんいつもトップにいたいという気持ちはあるけれど、この予選結果も基本的にはポジティブに捉えているし、タイムも徐々に詰めていくことができた。大切なのは徐々に調子を上げていくことだと考えているから、今日の決勝レースに関しても、とにかく良いスタートを決めたら、自分自身を含めて、すべてを一歩一歩改善していくことができれば良いと思うよ」

◎　Nクラス　◎
■：小林　崇志　　　　　　　　　　　第1戦予選：PP　第2戦予選：PP
（HFDP RACING/Car.No8/HFDP RACING F307）
「ポールが獲れるんじゃないかとは思っていましたが、やっぱりうれしいですね。予想よりも路面がすごく良くて、予選1回目はタイヤの良いときにうまく使い切れなかったという部分があったと思います。それでもポールが獲れたことは運が良かったなと。予選2回目にはさらに路面も良くなって行く中、しっかりとアタック出来ましたね。ただ、僅差なので油断は出来ませんし、気を引き締めて決勝に挑みたいです」

■：千代　勝正　　　　　　　　　　　第1戦予選：2位　第2戦予選：2位
（DENSO Team Le Beausset /Car.No63/BPダイシン ル・ボーセF305）
「今シーズンドライでのテストが昨日の3周のみだったので、基本的にはチームの作ってくれたマシンを信じて、去年のドライで良かったときのイメージを思い出しつつアタックしました。予想以上にクルマが良かったので、あとはタイヤの良いところがうまく使えなかった差だと思います。しかし、トップとのタイム差はありませんから、決勝では絶対に良い勝負になると思いますし、去年の最高位である2位を越える結果を狙って行きたいですね」

■：三浦　和樹　　　　　　　　　　　第1戦予選：3位　第2戦予選：4位
（HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F307）
「ひとことで言えば、満足の行かない悔しい予選でした。タイヤの一番良い状態のときに100％の力を出し切れなかったのですが、そこで力を出し切れないとタイヤも徐々に落ちて行ってしまうので……。初のF3での予選、あまり走れていないドライでの予選になったわけですが、大体イメージしているようにはドライビングできたものの、タイムも順位も負けているので悔しいです。決勝は切り替えて、2戦ともに表彰台でフィニッシュできるよう頑張ります」

■：黒田　吉隆　　　　　　　　　　　第1戦予選：7位　第2戦予選：3位
（ACHIEVEMENT by KCMG/Car.No19/ACHIEVEMENT by KCMG）
「予選1回目はベストのラップにシケインで他車に引っかかってしまって。ちゃんとフィニッシュ出来ていれば、3番手あたりのタイムが出ていたんですが……。予選2回目には、小林選手の背後でアタックしたのですが、うまくついて行くことが出来たので、あとちょっとセットアップを煮詰めて行けば、決勝では良いレースが出来ると思います。今日の第1戦ももちろん表彰台を狙って行きますし、明日は今日のデータを活かしてトップ争いをしたいですね」