全日本F3選手権 / フォーミュラチャレンジ・ジャパン
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■開催月日:2009年5月16日~17日
■開催場所:鈴鹿サーキット(三重県)
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■松本武士がFCJで初表彰台、
千代勝正と佐藤公哉はF3で表彰台を獲得

全日本フォーミュラ3選手権(F3)第5・6戦およびフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)の第3・4戦が当地で開催され、ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NDDP)の#12松本武士がFCJ第4戦で2位表彰台を獲得、F3 Nクラスは#22千代勝正と#23佐藤公哉がそれぞれ表彰台を獲得した。

<全日本F3選手権>
土曜日に行われた第5戦決勝。予選クラス2位の佐藤がスタートから好ペースで周回を重ねた。同クラスのトップのマシンを1秒差以内まで追いつめたが、前半のハイペースがたたり、レース後半のペースが上げられずクラス2位のままチェッカーを受け、今季2度目の2位表彰台の獲得となった。予選クラス7位の千代は、前のマシンが上げた水しぶきで視界を遮られた中でのスタートながら1つポジションアップ。その後も同クラスのマシンを2台かわして4位でレースを終えた。

日曜日に行われた第6戦決勝は、スタート直前に僅かに雨が降ったものの、ドライコンディションでのレースとなった。クラス3位スタートの千代が出だしで順位を下げるも、ヘアピンとシケインで同クラスのマシンをかわしクラス2位にポジションアップ。その後、一時クラストップに浮上するものの、レース後半はタイヤの摩耗が激しくペースを落としての走行となり、順位を1つ下げた。しかし、背後に迫る2台のマシンの追い上げは防ぎきり、今季2度目の2位表彰台を獲得した。予選クラス4位スタートの佐藤はスタートでエンジンストールし最後尾からの追い上げとなったが、序盤は好ペースで順位を上げていきレース後半には千代を含めた3台での2位争いを展開。最終的にはクラス5位でレースを終えた。

<フォーミュラチャレンジ・ジャパン>
土曜日午後、完全なウェットコンディションの中12周で争われた第3戦決勝は、予選2位の松本がスタートで加速が鈍り4位に後退。序盤は前後のマシンと3位争いを展開していたが、5周目のスプーンコーナーでコースアウト、その後は単独4位走行のままフィニッシュとなった。予選7位の#4佐々木大樹は序盤から熾烈な6位争いを繰り広げた。徐々に差を詰めて相手にプレッシャーをかけていくと、8周目のシケインで前のマシンがスピン。その隙をついてポジションアップし、6位でチェッカーを受けた。予選13位の#15服部竜也、15位の#14鈴木彰悟はそれぞれ12位、10位でフィニッシュした。

日曜日朝に行われた第4戦決勝は、コース上は濡れているものの日差しが出ていて徐々に路面が乾いていくコンディション。予選1位の松本はスタートで2位のマシンに先行を許し、トップを追いかける展開になった。レースが進むにつれて走行ラインが乾き始めると松本は徐々にペースアップ、終盤にはコンマ5秒までその差を詰めたが、そのまま2位でチェッカー。FCJで初表彰台の獲得となった。予選5位からスタートの佐々木は4位にポジションアップしてフィニッシュ。自己ベストの予選6位からスタートした服部は1周目の1コーナーを通過するときにスピン、そのままレースを終えた。予選12位の鈴木は8位フィニッシュとなった。

■Results
<全日本F3選手権 Rd.5>
Pos No Driver Machine Time/Behind
1/6 #20 A.インペラトーリ ACHIEVEMENT by KCMG 26'58.676
2/7 #23 佐藤 公哉 NDDP EBBRO +0.817
3/8 #7 山本 尚貴 HFDP RACING +3.388
4/9 #22 千代 勝正 NDDP EBBRO +10.097
※順位はクラス/総合順位

<全日本F3選手権 Rd.6>
Pos No Driver Machine Time/Behind
1/7 #7 山本 尚貴 HFDP RACING 33'31.227
2/8 #23 千代 勝正 NDDP EBBRO +9.061
3/9 #20 A.インペラトーリ ACHIEVEMENT by KCMG +9.600
5/11 #22 佐藤 公哉 NDDP EBBRO +11.002
※順位はクラス/総合順位

<フォーミュラチャレンジ・ジャパン Rd.3>
Pos No Driver Machine Time/Behind
1 #3 金井 亮忠 FTRS・チームNATS FCJ 28'19.875
2 #16 蒲生 尚弥 FTRS FCJ +0.440
3 #9 野尻 智紀 HFDP/SRS スカラシップ +2.555
4 #12 松本 武士 NDDP プロバイル FCJ +5.568
6 #4 佐々木 大樹 NDDP オートバックス FCJ +20.918
10 #14 鈴木 彰悟 NDDP アジリオン FCJ +32.305
12 #15 服部 竜也 NDDP FCJ +37.887

<フォーミュラチャレンジ・ジャパン Rd.4>
Pos No Driver Machine Time/Behind
1 #3 金井 亮忠 FTRS・チームNATS FCJ 36'25.618
2 #12 松本 武士 NDDP プロバイル FCJ +0.973
3 #9 野尻 智紀 HFDP/SRS スカラシップ +1.776
4 #4 佐々木 大樹 NDDP オートバックス FCJ +2.204
8 #14 鈴木 彰悟 NDDP アジリオン FCJ +21.400
– #15 服部 竜也 NDDP FCJ -17Laps

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