◆◆速報!!◆◆
SUPER GT 開幕戦
「OKAYAMA GT 300km RACE」 決勝
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■開催月日:2009年3月22日
■開催場所:岡山国際サーキット(岡山県)
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■「HIS ADVAN KONDO GT-R」が開幕優勝。
チャンピオンカー「MOTUL AUTECH GT-R」はアクシデントにより13位。
この日岡山県北部地方はあいにくの雨模様だったものの、本年最初のSUPER GT決勝レースには23,000人もの観客が集まった。決勝スタートの約1時間前から雨が本降りとなり、各チームともレインタイヤを装着してスターティンググリッドに並んだ。さらに、主催者は安全を優先させ、午後2時のスタートはセーフティカーの先導によるセーフティカースタート方式を採用。水しぶきを上げて走る15台のGT500マシンが隊列を整え、2周のセーフティカー走行を行った後各車スピードを上げてレーシングバトルを開始した。
3番手から上位進出のチャンスをうかがっていたオリベイラは、好スタートを決め、早くも3周目のうちに首位に躍り出た。一方、後続グループは前車の水しぶきで前方視界が十分に取れず接触やコースアウトするマシンもあった。その後オリベイラは周回ごとに追い上げる後続車を確実に引き離し続け、20周過ぎには約10秒、30周目過ぎには約20秒のマージンを築いた。オリベイラは82周の決勝レースのうち実に52周をひとりで走り抜き、2位を約50秒リードして荒にドライバー交代した。
レース終盤になるとコースコンディションは安定し、荒は落ち着いて残り周回を確実に走り続けることに専念。その結果、一度もライバル達に背後を脅かされることもなく、首位でレースをフィニッシュした。
「IMPULカルソニックGT-R」をスタートさせた松田は序盤の混乱をさけて周回ごとに順位を上げて、9周目に4位に。34周目にフィリップに交代した後も、危なげない走りでポジションをキープ。4位入賞を果たした。
懐かしいレッド・ブラックのツートンカラーに塗り分けられた「HASEMITOMICA EBBRO GT-R」(#3 ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は、予選12位からクインタレッリがスタート。序盤は9位、10位のポジションを走り、後半の追い上げが期待されたが、30周目にピットインして安田に交代。ルーキーの安田は、デビューレースでいきなり長い周回を任されることとなった。比較的速いラップタイムで中盤の周回をこなしたが、46周目にスピンしてコースオフ。約3周をロスし、12位完走となった。
2008年のチャンピオンコンビを擁する「MOTUL AUTECH GT-R」(#1 本山哲/ブノワ・トレルイエ)は、9番グリッドからトレルイエがレースをスタート。運悪く前車の水しぶきで視界を奪われた中で、3周目に他のマシンに接触し、その際にフロントノーズを破損してしまう。さらに、このアクシデントでドライブスルーペナルティを受けることとなった。追い上げを開始したが、破損したノーズが危険と判断されてピットイン。一度はコースに戻ったが、本格的な修理のために再度ピットインしてガレージ内でリペアを受けた。本山がレースに戻り13位完走となった。
■決勝結果
Pos. No Car Name Driver Name Time
1 #24 HIS ADVAN KONDO GT-R J.P・デ・オリベイラ/荒 聖治 2:20'54.071
2 #18 ROCKSTAR 童夢 NSX 道上 龍/小暮 卓史 +0'21.645
3 #8 ARTA NSX ラルフ・ファーマン/伊沢 拓也 +1'06.979
4 #12 IMPUL カルソニック GT-R 松田 次生/セバスチャン・フィリップ +1'32.431
5 #17 KEIHIN NSX 金石 年弘/塚越 広大 +1Lap
6 #38 ZENT CERUMO SC430 立川 祐路/リチャード・ライアン +1Lap
7 #32 EPSON NSX ロイック・デュバル/中山 友貴 +1Lap
8 #100 RAYBRIG NSX 井出 有治/細川 慎弥 +1Lap
9 #35 KRAFT SC430 石浦 宏明/大嶋 和也 +1Lap
10 #6 ENEOS SC430 伊藤 大輔/ビヨン・ビルドハイム +2Laps
12 #3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
ロニー・クインタレッリ/安田 裕信 +3Laps
13 #1 MOTUL AUTECH GT-R 本山 哲/ブノワ・トレルイエ +7Laps
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
