2013年から富士スピードウェイを中心にスタートしたワンメイクレース、インタープロト・シリーズ。その2年目のシーズンが19日〜20日に富士スピードウェイで開幕し、ジェントルマン、プロフェッショナルの両クラスのレースが開催された。
関谷正徳氏が提唱し、オリジナルのワンメイク車両『Kuruma』を使用。プロドライバーとジェントルマンドライバーが組む形で行われるインタープロトシリーズ。富士チャンピオンレース第1戦の中で行われた今回の開幕戦では、昨年に引き続きスーパースポーツカーの展示やインタープロト同乗走行などさまざまなイベントが開催され、ファンの関心を集めた。
迎えた第1ラウンドは7台のKurumaが出走し、両クラスとも今季も見応えのあるドライバーが集まることに。19日は曇天の中、両クラスの予選が行われ、アマクラスはYuke Taniguchi(Pasarレーシングカー)がその経験豊富さを活かしポールポジションを獲得。プロクラスは、こちらもインタープロト2年目となる平川亮(RSS広島トヨペットIPS)がポールを得た。
19日のアマクラスの決勝レース1では、15周のレースをTaniguchiが制し優勝。2位はAKIRA(RSS広島トヨペットIPS)、3位は渡邊久和(ララパルーザ)が入った。20日はうって変わってウエットコンディションに。ジェントルマンのレース2では、Taniguchiがまたも優勝。AKIRAが2位とトップ2は変わらず。FLING RAT(INGING MOTORSPORT)が3位となった。
迎えたプロクラスの決勝レース1は雨も降り出し完全にウエットに。上位は激しい争いとなるが、平川がトップを守り優勝。2位は中山雄一(KeePer IPS-01)に、3位は山野直也(INGING MOTORSPORT)という結果となった。初参戦の荒聖治(リジカラIPS)は4位となっている。
続くレース2もウエットコンディションは変わらず。10周の戦いを制したのはまたも平川で、2位は山野、3位は中山という結果に。4位は黒澤琢弥(Pasarレーシングカー)となった。
次戦は6月21日〜22日に富士スピードウェイで開催される。