今シーズンもセント・ピーターズバーグで開幕を迎えたインディカー・シリーズ。11日にプラクティス走行が行われ、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が初日トップにたった。7年目のインディカーに挑む佐藤琢磨(AJフォイト)は、5番手と好スタートを切っている。

 今年は半月早い幕開けとなったインディカー。午前中のセッションは、ペンスキー50周年のスペシャルカラーリングで挑むパワーがクラッシュし長く中断される。ここでトップタイムをマークしたのは、チームメイトのサイモン・ペジナウ(チーム・ペンスキー)。ジャック・ホークスワースが2番手、琢磨も4番手とAJフォイトも上々の出だしを見せた。

 午前中にクラッシュを喫したパワーだったが、名門ペンスキーのクルーたちが流石の作業でマシンを修復させ走行復帰。午後は25周を走行し、1分00秒9431でトップタイムを奪った。2番手には0.1秒差で昨年の王者スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)、3番手にペジナウが入った。

 昨年の序盤はシボレー勢に差をつけられていたホンダ勢。その中で孤軍奮闘していたグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン)が4番手。佐藤琢磨は、5番手で初日を終えた。上位3台はシボレー勢だったが、4番手レイホールから8番手のホークスワースまでホンダ勢が続き五分五分の展開となっている。

 インディカーデビューとなるアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)は13番手、マックス・チルトン(チップ・ガナッシ)は18番手トップ10入りはできなかった。元F1ドライバーふたりが明日からどう巻き返していくかも注目だろう。

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