今シーズン、アンドレッティ・オートスポートからインディカー・シリーズに参戦する元F1ドライバーのアレクサンダー・ロッシは、セブリングで行われたテストに初参加。初めてのインディカー・マシンを落ち着いて走行できたと語る。

 昨年マノ―からF1にデビューし5戦に出場したロッシ。今年もF1参戦を望んでいたが、マノ―のシート争いに敗れてしまった。

 インディカーの名門アンドレッティ・オートスポートがブライアン・ハータ・オートスポートと共同で4台目を走らせることとなり、ロッシはそのドライバーとして迎え入れ、急遽インディカーへの参戦が決定。

 26、27日に行われたインディカー合同テストを見学したロッシは、先週セブリングで行われたテストでインディカー・マシンを初走行させた。

「これまでのところはポジティブだね。クルマは、今まで僕がドライブしてきた他のクルマにかなり似ている。ダウンフォースの量もかなりあって、ドライブが楽しめそうだよ。テストの終わりには、走行するのを楽しめていたし、来週のレースが待ち遠しいね」とロッシ。

 タイムは非公表だが、ロッシ自身はコンペティティブだと考えているようだ。

「最初のタイヤセットでの走行は、学習するためのものだったが、午前中の中ごろには他のドライバーと変わらないペースだったと思うよ。かなり速く適応できたし、テスト項目にも取り組むことができた」

「チームと一緒に来て、僕たちが全体的にやったことはかなり満足いくものだったよ」とコメント。

 インディカー・シリーズは、今週末にセント・ピーターズバーグで開幕戦を迎える。

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