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F1ニュース

投稿日: 2013.12.03 00:00
更新日: 2018.02.16 20:32

エクレストン「今年のアロンソにはがっかり」


 F1の商業面のボス、バーニー・エクレストンが、今年のフェルナンド・アロンソはフェラーリで勝つことを少し諦めてしまったように見えてがっかりしたと語った。

 アロンソは今季、パフォーマンスが劣るマシンへの不満を表したことで、フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロから叱責され、チームとの関係悪化がうわさされた。
 アロンソのマネージャーがレッドブルのボスと会合を持ったと報じられ、マクラーレンがアロンソを獲得したい意向であることを公言するなど、アロンソがいずれフェラーリを離れる可能性があるとの推測が生じている。

 今年アロンソはセバスチャン・ベッテルに次ぐランキング2位を獲得したものの、エクレストンは、アロンソはタイトルを取れるマシンを用意できないフェラーリから離脱したいと考え、それによって100パーセントの力を発揮できなかったと考えている。

 アロンソはシーズン終盤8戦中5戦で予選においてチームメイトのフェリペ・マッサに敗れた。

「フェルナンドには少しがっかりした。私は彼とフェラーリのサポーターであるだけにね」とエクレストンはF1シーズンレビューの序文に記している。
「彼は少し諦めてしまったのだと思う。それが証拠に彼は他のチームへの移籍を検討していた」

 一方エクレストンは、フェラーリがタイトルを獲得できるマシンを用意できるかどうか確信が持てないと述べている。
「チームに競争力がなかったのは彼のせいなのか、チームを運営している人間がいい仕事をしなかったせいなのか、私は知らない」
「彼が優勝する力があるマシンに値するドライバーであることは確かだ。そのマシンがフェラーリなのかどうかは私には分からないが」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています