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F1ニュース

投稿日: 2013.09.04 00:00
更新日: 2018.02.16 18:20

エフワン見聞録(13):どうなる? 2014年F1開催地


 来年のF1グランプリの開催カレンダーがまだ決まっていない。シリーズの核をなすヨーロッパの国々のレースは日程も大方決まっているが、新しくカレンダーに加わる(加わりたい)レース、あるいは反対にカレンダーから落ちる可能性のあるレースなどが錯綜している。最終決定までにはまだしばらく時間がかかりそうで、12月にはなってしまうだろう。

 今一番の問題になっているのは第2のアメリカGPとも言えるニュージャージーGPの有無だ。開催契約は2011年に結ばれているが、肝心のサーキットがまだ完成していない。理由は資金難で、今年の6月に初開催の予定だったものの結局開催には至らず、来年も不確かだ。そのために開催権を持つバーニー・エクレストンの会社は、ニュージャージーGPは開催不可能だと予測し、代わりにメキシコGPを開催しようと目論んでいる。

 その他に話題に上がっている噂によれば、インドGPと韓国GPがカレンダーから落ちるのではないかという。その代わりにオーストリアGPが復活(開催サーキットのオーナーであるレッドブル社は、正式契約した旨を発表している)し、新しくロシアのソチGPが行われる可能性(開催申請を提出できなかったとも言われている)がある。つまり、消滅したり新しく誕生するF1グランプリのために、最終的に2014年も20レース(2013年は19戦だが)は確保されるだろう。下記は2014年のF1開催カレンダーの現状だ。

開催が決まっているレース
・オーストラリア
・マレーシア
・中国
・バーレーン
・スペイン
・モナコ
・カナダ
・イギリス
・ドイツ(ホッケンハイム)
・ハンガリー
・ベルギー
・イタリア
・シンガポール
・日本
・アメリカ(オースティン)
・ブラジル
・アブダビ

初開催・開催未定のレース
・インド
・ニュージャージー
・韓国
・ソチ
・オーストリア
・メキシコ