まだチーム側に来季F1カレンダー案は渡されてはいないが、バーニー・エクレストンがメキシコGPの開催を望んでおり、暫定カレンダーに同GPが組み込まれる見込みであると報じられている。
情報筋によると、メキシコGPの開催契約はまだ結ばれていないものの、暫定カレンダーの中にオースティンと連続開催の形で組み込まれる見込みだということだ。
オースティンでのアメリカGPの開催プロジェクトを率いたタボ・ヘルムンドが、メキシコシティーでのメキシコGP復活に動いている。
メキシコの大手通信会社テルメックスのオーナーであるカルロス・スリム・ヘルの息子、カルロス・スリム・ドミットも協力して実現のために努力してきた。
1992年に最後にF1を開催したメキシコシティーのコースが開催地の有力候補として考えられている。
エスクデリア・テルメックスというドライバープログラムやテルメックスによるスポンサーを通して、ペレスやグティエレスのドライバーキャリアを支援してきたカルロス・スリム・ドミットは、今年6月に「南北アメリカにおいてもっとレースを開催する可能性はあると信じている。そしてメキシコこそが適した場所であるとも信じている」とFIAの刊行物AUTOのインタビューにおいてコメントした。
来年はオーストリアGPが復活、初のロシアGPが予定されている一方で、インドGPの開催は中止され、韓国とニュージャージーの開催も危ぶまれている。
エクレストンは7月に、2014年のF1開催数は20戦になる予定であると述べている。