鈴鹿サーキットは23日、2014年から2018年までのF1日本グランプリの開催契約で正式合意に至ったことを明らかにした。
この日発表されたリリースによれば、鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドとバーニー・エクレストンが代表を務めるFOWC(フォーミュラ・ワン・チャンピオンシップ・リミテッド)との間で、2014年から2018年までの本契約の調印が行われた。
同社は、今年3月の鈴鹿モータースポーツファン感謝デーの中で、2014年から2018年までの開催契約に“基本合意”したことを明らかにしていた。
モビリティランド取締役社長の曽田浩氏は、今回の正式契約について次のように語っている。
「今年3月の基本合意から交渉を重ね、本契約の調印に至りました。交渉にあたり、多大なる理解を示してくれたバーニー・エクレストン氏に、心から感謝いたします。今後も、世界中のファンに愛される鈴鹿であり続けるよう、努力して参ります」
一方のエクレストンは、2015年にマクラーレンのパワーユニットサプライヤーとして復帰するホンダの名を挙げ、次のようにコメントした。
「2018年まで鈴鹿サーキットでF1グランプリが開催されることが決まった。2015年からはHondaも帰ってくる。日本グランプリはこれまで以上に注目されるレースになるだろう」