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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.02.07 00:00
更新日: 2018.02.16 21:36

オルドネス、ZEOD RCのレースドライバーに指名


 ニッサンは2014年のル・マン24時間に、環境技術を志向した特別枠“ガレージ#56”から参戦する電気レーシングカー『ニッサンZEOD RC』のレースドライバーとして、ルーカス・オルドネスを起用すると発表した。

 ZEOD RCは、電気自動車のリーフをベースとしたレーシングカー、LEAF NISMO RCの開発を通じて蓄積した技術を活用。ル・マン24時間の舞台であるサルト・サーキットを電力だけで1周走行できる技術を備える。電気駆動を支える回生装置を備え、ドライバーがマシンに搭載された電力駆動と1.5リッター3気筒直噴ターボエンジンの駆動を切り替えることが可能。EVモードで1周走行した後、エンジン駆動に切り替え回生を行い蓄電、再びEVモードで戦うことができる。

 すでにテストドライバーとしての起用が明らかにされていたオルドネスは、プレイステーションの“リアルドライビングシミュレーター”グランツーリスモと、ニッサンが協力して進めたドライバー発掘プログラム『GTアカデミー』の最初の卒業生。ル・マンではLMP2クラスの表彰台を複数回獲得している。