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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.03.26 00:00
更新日: 2018.02.17 06:51

コバライネン「声援を受けファイトが沸いてきた」


DENSO KOBELCO SARD RC F
富士GTメーカー合同テスト2日間総合で
5番手タイムをマーク

富士GTメーカー合同テストレポート

富士GTメーカー合同テスト(3/23-24)
富士スピードウェイ(1周4.563km)

 3月23日(月)~24日(火)開幕前最後のテストとなるGTメーカー合同テストが富士スピードウェイにて行われ、2日間の総合でコースレコードを上回る1分28秒745の5番手タイムをマークしたDENSO KOBELCO SARD RC F。新コンビの平手晃平とヘイキ・コバライネンも走行毎に息もピッタリ合ってきており、開幕に向けて着実にステップアップして準備を整えた。また幾度となくピットワーク・シミュレーションも実施するなどチームワークの構築にも有意義なテストとなった。

■3月23日(月):曇り時々晴れ
 開幕前最後の2日間のテストとなる初日、薄曇りの中で気温9度/路面温度12度のドライコンディションでセッション1が10時から始まった。まずは平手がDENSO KOBELCO SARD RC Fを駆ってコースインし、ロードラッグ用のエアロを身にまとったクルマの持ち込みセットの確認を行った。赤旗中断を挟み20周ほどセット調整を進めた後にタイヤの確認プログラムへ移行。セクター2全体ベストを刻み29秒台をマークするなどの好タイムで持ち込んだ数種類のタイヤを確かめた。快調にプログラムを進め、45周目からはヘイキがドライブし午後のセッションへ向けてクルマのバランスを6周にわたって確認。セッション1のチェッカーまで走行を行い、午前中は平手がマークした1分29秒963の8番手タイムとなった。

 午後のセッション2は気温14度/路面温度19度に上昇。ヘイキから走行を始め、8周にわたってセットを確認した後にロングランテストプログラムを行った。午前中でワンアタックした2セットのロングランでの評価を、決勝を見越したセットとタイヤのライフをチェックするプログラムを実施。アベレージ的には昨年の第2戦優勝ペースに匹敵する好タイムで40周目まで走行。続いて新品タイヤで45周目に1分29秒582と好タイムをヘイキが刻んだ。その後、ドライバー交代を含めたピットワークシミュレーションを3回に渡って連続して実施。本番へ向けてのトレーニングを行った。DENSO KOBELCO SARD RC Fは、昨年の同テストの自己ベストタイムを1秒以上も更新する1分29秒582の7番手タイムをマークして初日を好感触で終えた。