DENSO KOBELCO SARD RC F
富士GTメーカー合同テスト2日間総合で
5番手タイムをマーク

富士GTメーカー合同テストレポート

富士GTメーカー合同テスト(3/23-24)
富士スピードウェイ(1周4.563km)

 3月23日(月)~24日(火)開幕前最後のテストとなるGTメーカー合同テストが富士スピードウェイにて行われ、2日間の総合でコースレコードを上回る1分28秒745の5番手タイムをマークしたDENSO KOBELCO SARD RC F。新コンビの平手晃平とヘイキ・コバライネンも走行毎に息もピッタリ合ってきており、開幕に向けて着実にステップアップして準備を整えた。また幾度となくピットワーク・シミュレーションも実施するなどチームワークの構築にも有意義なテストとなった。

■3月23日(月):曇り時々晴れ
 開幕前最後の2日間のテストとなる初日、薄曇りの中で気温9度/路面温度12度のドライコンディションでセッション1が10時から始まった。まずは平手がDENSO KOBELCO SARD RC Fを駆ってコースインし、ロードラッグ用のエアロを身にまとったクルマの持ち込みセットの確認を行った。赤旗中断を挟み20周ほどセット調整を進めた後にタイヤの確認プログラムへ移行。セクター2全体ベストを刻み29秒台をマークするなどの好タイムで持ち込んだ数種類のタイヤを確かめた。快調にプログラムを進め、45周目からはヘイキがドライブし午後のセッションへ向けてクルマのバランスを6周にわたって確認。セッション1のチェッカーまで走行を行い、午前中は平手がマークした1分29秒963の8番手タイムとなった。

 午後のセッション2は気温14度/路面温度19度に上昇。ヘイキから走行を始め、8周にわたってセットを確認した後にロングランテストプログラムを行った。午前中でワンアタックした2セットのロングランでの評価を、決勝を見越したセットとタイヤのライフをチェックするプログラムを実施。アベレージ的には昨年の第2戦優勝ペースに匹敵する好タイムで40周目まで走行。続いて新品タイヤで45周目に1分29秒582と好タイムをヘイキが刻んだ。その後、ドライバー交代を含めたピットワークシミュレーションを3回に渡って連続して実施。本番へ向けてのトレーニングを行った。DENSO KOBELCO SARD RC Fは、昨年の同テストの自己ベストタイムを1秒以上も更新する1分29秒582の7番手タイムをマークして初日を好感触で終えた。

■3月24日(火):晴れ
 テスト2日目、快晴の中で午前のセッション3が気温6度/路面温度10度の風が肌寒い中で9時30分から開始された。前日の赤旗中断を加味して2時間10分の走行枠。まずはヘイキが昨日から調整を進めたセットの確認を実施。ドライバビリティが向上したことを確認した後に、16周目からタイヤの評価プログラムを実施した。2日目は路面コンディションもラバーが乗ってきて向上。ヘイキがコースレコードを上回る1分28秒745を39周目に叩き出す好調さを見せた。続けて平手が昨日ヘイキがロングランを実施したタイヤを確認中の55周目の1コーナーで、クルマのパーツ破損によりオーバーランからグラベルストップとなり、赤旗中断の原因となるトラブルが起こったが、幸い平手にもクルマにもダメージ無く事なきを得た。ランチタイムのピットウォークでは、3月24日まさに当日29歳の誕生日を迎えた平手にチームからバースデーケーキがプレゼントされ、集まったファンに温かい祝福を受ける一幕もあった。

 午後のセッション4は気温9度/路面温度19度の快晴に。午後は平手のみの走行となり、セッション開始すぐにロングランプログラムを2セット行った。ペース的には昨日のロングランペースおよび昨年第2戦優勝ペースを上回る非常に良いトップペースで連続周回をこなす好結果に。終盤のタイムの落ち込みも見られず、逆に燃料が少なくなって軽くなりタイムが上がるほどの良いロングランテストを44周にわたって行った。その後、続けて平手が新品タイヤを再び確認。セッション終盤に路気温が下がりコンディションがマッチしない感じとなってしまったが、開幕前重要な最後の2日間のテストを好感触で無事終えたDENSO KOBELCO SARD RC F。2日間の総合でコースレコードを上回る1分28秒745の5番手タイムをマークしつつ、ロングランもトップペースとなるなど、開幕ダッシュを狙えるポテンシャルを身に着けたことを証明したテストとなった。

□平手晃平
「今回のテスト目標であったクルマをきっちり仕上げることができて良かったです。テストは順調に進んで、かなり仕上がった状態で開幕戦を迎えられるところまで来ましたね。チームの雰囲気も良く、あと2週間弱で開幕ですがとてもワクワクしています。テスト2日目、29歳の誕生日もみんなで祝って頂いて本当に嬉しかったです。ものすごく気分が乗った状態で開幕を迎えることができそうで今年は挑戦者として気持ちも新たにタイトル目指してがんばりますので、ご声援のほどよろしくお願いします!」

□ヘイキ・コバライネン
「走行毎に理解が深まって開幕前の非常に良いテストとなったと感じます。自分自身も上位タイムをマークするなど、シーズンを十分に戦える準備は整えられたかと思ってます。今回のテストでも、平日にもかかわらず大勢のファンが訪れて、改めて人気のレースだなと感じましたし、今回も温かい声援をファンから受けて非常にファイトが沸いてきました。モチベーションがとても高まって、早く開幕しないかと気持ちが高ぶってます。開幕戦ではファンの温かい声援に応えられるように勝利したいですね」

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