プリンス自動車工業、そして日産自動車の社員としてスカイラインシリーズの開発に携わり、スカイラインGTやGT-Rを誕生させ“スカイラインの父”と呼ばれた桜井真一郎さんが1月17日、心不全のため亡くなった。81歳。

 桜井さんは、プリンス自動車の前身であるたま自動車に入社後、2代目スカイラインから開発に携わり、第2回日本グランプリでポルシェ904と激闘を繰り広げたスカイラインGT、さらにC10“ハコスカ”スカイライン、さらに初代スカイラインGT-Rを手がけたほか、6代目のR30まで開発に携わった。また、純レーシングカーとしては日本グランプリ制覇を目指したR380〜R383までの開発にも携わり、日本グランプリ優勝3回という成績を残している。プリンスと日産の合併後は日産の社員として1984年まで務めた。

 その後桜井さんは、病気のため入院した後、1985年に日産の子会社であるオーテックジャパンの初代社長に就任。“オーテックバージョン”呼ばれるカスタマイズカーを数多く送り出した。95年にはエス・アンド・エス・エンジニアリングを設立。大気汚染防止技術を開発したほか、プリンス&スカイラインミュウジアムの名誉館長などを務めていた。

 心より哀悼の意を表したい。

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