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クルマニュース

投稿日: 2011.11.16 00:00
更新日: 2018.02.16 06:07

スバル、BRZ CONCEPT-STI-をLAショーで公開


2011年11月16日

2011LAオートショーで 「SUBARU BRZ CONCEPT – STI –」を公開

 富士重工業は、米国ロサンゼルスで開催されている2011年LAオートショー*に、「SUBARU BRZ CONCEPT- STI -(スバル BRZ コンセプト – STI -)」を世界初公開として発表しました。

*開催期間:11月16日~17日プレスデー、11月18日~27日一般公開

 SUBARU BRZ CONCEPT – STI -は、トヨタ自動車株式会社と共同開発を進めている新型FRスポーツカー「SUBARU BRZ」のコンセプトモデルです。スバルのコア技術であるボクサーエンジン(水平対向エンジン)の特長を最大限に生かした低重心パッケージが実現する「Pure Handling Delight – 新しい次元の運転する愉しさ」をさらに追求。BRZのもつ将来の発展性を示すひとつのかたちとして、スバルのパフォーマンスブランドであるSTIをモチーフに、最高のハンドリング性能をイメージしたコンセプトモデルです。

【SUBARU BRZ CONCEPT – STI – の主な特長】
<スタイリング>
・ ボクサーエンジンを可能な限り低く搭載することで実現した低いエンジンフードと流麗なルーフラインが特徴のエレンガントなシルエットに、STIパフォーマンスを象徴するアイテムを織込むことでスバルらしいスポーツカーを表現しました。

・ フロントフェイスには、ヘキサゴン型のフロントアンダーグリル、ホークアイモチーフのヘッドライト、フィン形状のフォグランプを採用し、一目でスバルとわかるデザインとしました。

・ STI製フロントアンダースポイラー、リヤのウイング型スポイラーは、ダウンフォースと空力性能を高め、高速走行時の優れた直進安定性とハンドリング性能を実現します。

・ 力強く張り出したリヤフェンダー、大型のリヤディフューザー、ツイン・デュアルテールパイプで、STIのもつパフォーマンスイメージを高めました。

・ 既に「WRX STI」の一部モデルに採用され高く評価されているカーボンルーフを装着。さらなる軽量化と低重心により、コンセプトカーが目指す、最高のハンドリング性能の実現に大きく寄与します。

・ エクステリアカラーには、レーシングイメージを強調した「WR ブルー パールII」を採用しました。

<エンジン>
・ ボクサーエンジンがもつ軽量、コンパクト、低重心、高剛性というスポーツカー用エンジンとしての優れたポテンシャルを最大限に活かし、BRZ専用の2.0ℓ水平対向4気筒直噴ガソリンエンジンを開発しました。

・ ボアX ストロークを86mm X 86mm のスクエアに設定。トヨタの直噴技術D-4S(燃料噴射システム)を組み合わせることで、新世代のスポーツカーに相応しい高出力と高い環境性能の両立を図ったエンジンを実現しました。

<シャシー・車体>
・ 既存のスバル車に対し、エンジンを約120mm 低く、また約240mm 車体中央寄りに搭載することで、世界トップレベルの低重心を実現。さらにカーボンルーフなどの軽量素材の採用や車体骨格自体の軽量化と高剛性化を両立し、ボクサースポーツカーならではの走りの愉しさを実現しました。

・ 横剛性に優れたSTIチューンのサスペンション、STI 製の軽量18インチアルミホイールや高性能タイヤにより、BRZがもつ卓越したハンドリング性能に更に磨きをかけました。

・ ブレンボ製ブレーキを装着し、ブレーキ性能を高めました。

<主な諸元>
全長×全幅×全高(㎜):4,230×1,800×1,280
ホイールベース(㎜):2,570
エンジンタイプ:2.0ℓ水平対向4 気筒直噴ガソリンエンジン
タイヤサイズ:215/45R18(フロント)、225/45R18(リヤ)


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