スーパー耐久シリーズを運営するS.T.O.(スーパー耐久機構)は24日付けで、2013年のスーパー耐久シリーズの暫定日程を発表した。
2012年のスーパー耐久シリーズは全6戦で争われているが、今回発表されたカレンダーには海外での2戦を含む全8戦のカレンダーが記載されている。2013年の国内レース日程が世界選手権ふくめまだ日程が流動的なところもあり、S.T.O.では今回のカレンダーを“暫定版”としている。
興味深い2戦の海外戦については、韓国のインジェ・オートピアと、台湾の大鵬湾国際サーキットのふたつが記載されている。インジェ・オートピアは、スーパーGTが来季エキジビション戦を開催する予定のヨンナムF1サーキットとは異なり、来季に向けてフォーミュラ・ニッポンが開催を目指していたサーキット。スーパーGTのエキジビション戦は5月18日〜19日が予定されており、このままの日程になると、2週連続で日本のレースが韓国で開催されることになりそうだ。
また、12月21日〜22日と年末に予定されている台湾の大鵬湾国際サーキットは、英語名を『ペンベイ・インターナショナル・サーキット』と呼ぶオープンしたばかりのFIAグレード2のサーキット。台湾南部の公園施設に作られており、スーパーGTのテストなどにも活用が期待されている。
その他にも、富士スピードウェイでのレースが再び夏の開催に戻るなど、多くの変更がされている2013年のスーパー耐久のカレンダー。今後、最新情報は順次リリースされていくという。