スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは25日、4月5日〜6日に開催されるスーパーGT第1戦岡山国際サーキットのエントリーリストを発表した。GT500クラスは15台、GT300クラスは24台がエントリーしている。
いよいよ今季、GT500クラスの規定が新しくなり、新時代を迎えるスーパーGT。オフのテストからGT500の速さなど多くの注目が集まっているが、待望の開幕戦のエントリーが発表された。GT500クラスは、今季レギュラー参戦する15台が揃う。テストではレクサスRC F、ニッサンGT-R勢が速さをみせているが、ホンダNSXコンセプト-GT勢の開幕戦の速さに注目が集まる。
一方、GT300クラスは24台がエントリー。年間エントリーからはDIJON Racingの13号車が減っているが、それ以外は年間エントリーどおりのラインナップが揃った。また、このエントリーリストで新たに加わったドライバーや、車名の変更などが見て取れる。
まず、『ラブライブ!』とのコラボが決定し注目を集めているPACIFIC DIRECTION RACINGは、今季のチーム体制としてBドライバーにアンドレ・クートの起用を明らかにしていたが、開幕戦では白坂卓也と、経験豊富な坂本祐也が組むことになった。坂本は昨年の鈴鹿等でも好走をみせており、白坂とのコンビは楽しみなところ。
また、岡山テストには参加したもののこれまで体制が明らかにされていなかったKTRの33号車ポルシェ911 GT3Rは、車名が『PUMA KRH PORSCHE』に決定。また、都筑晶裕のパートナーとして、2012年のスーパーGT第2戦でクラッシュ、負傷していたティム・ベルグマイスターが決まった。“ポルシェ使い”ヨルグの兄であるティムはかねてからスーパーGT復帰を希望しており、今回復活を果たすことになった。
これまでのテスト等のエントリーから、車名が変更されているのは他に3台。DIJON Racingの48号車GT-Rは、『Snap-on DIJON Racing GT-R』という車名に。また、67号車タイサンのGT-Rは『STP タイサン GAIA POWER GT-R』に。JLOCの86号車ランボルギーニは昨年同様、『クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3』に決まっている。