6月20日〜21日にタイ・ブリーラムのチャーン・インターナショナル・サーキットで開催されるスーパーGT第3戦。このレースを前に、GT500クラス/GT300クラスの参加条件が発表された。

 この参加条件はいわゆる“性能調整(BoP)”と呼ばれているもので、GT500クラスはミッドシップ&ハイブリッド搭載のホンダNSXコンセプト-GTに適応され、GT300クラスには全車について最低重量/エアリストリクター径や車高が示されているほか、GT300のターボ車については最大過給圧も設定されている。

 今季、GT500クラスのNSXコンセプト-GTについては、昨年から最低重量やハイブリッドシステム重量、ハイブリッド最大アシスト出力等の数値は一切変更されていない。これは今シーズンも同様で第1戦岡山、第2戦富士につづいて第3戦タイでも、同じ参加条件が適用される。

 GT300クラスについては、今季ブランパンGTシリーズを運営するSROモータースポーツ・グループとのコラボレーションにより、サーキット特性に合わせた性能調整が施されることになっているが、第1戦岡山から第2戦富士に向けて、GT3車両のBoP数値が変更されている。

 具体的にはアウディR8 LMSウルトラの車両重量が+5kg、BMW Z4 GT3が+10kg、フェラーリ458イタリアGT3が-15kg、マクラーレンMP4-12Cが+5kg、メルセデスベンツSLS AMG GT3が+5kg、ポルシェ911 GT3Rが-5kgと車両重量が変更されている。また、最大過給圧もニッサンGT-RニスモGT3が若干下げられ、マクラーレン650Sの最大過給圧が一部の回転数で上げられている。

 また、JAFーGT300車両のホンダCR-Z、トヨタ・プリウス、スバルBRZについては最低重量/エアリストリクター径、そして最低地上高ともに変更が加えられた。第2戦の富士では53mmだった3車の最低地上高が、マザーシャシーを使用するトヨタ86-MC、ロータス・エヴォーラMCと同じ50mmに合わせられた。また、開幕戦で優勝を果たし、前回の富士でPPを獲得したプリウスの条件が厳しくなっている。プリウスは、エアリストリクター径が約1.5%絞られ、CR-ZとBRZは約1%拡大されて、性能均衡が図られている。

 一方、GT300マザーシャシーを含むJAF-GT車両はトヨタ86-MCのエアリストリクター径が39.45mm×1から40.00mm×1に、同じくロータス・エヴォーラMCのエアリストリクター径が28.15mm×2から28.54mm×2と、両車ともに約1.3%拡大されている。

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