レーシングカーコンストラクターのダラーラが開発したF3用のニューシャシー「F312」が、今週イギリスのバーミンガムで開幕する「オートスポーツ・インターナショナルショー」でお披露目されることがわかった。
2008年に登場のF308以来、大きなモデルチェンジとなる今回の「F312」は、昨年8月の時点ですでにデザイン案が公開されており、GP2マシンのように大きく持ち上げられたノーズやリヤカウルなど、それまでとは違う独特の形状が明らかにされていた。
この「F312」は、より安全性が高められたFIAの新しいテクニカルレギュレーションに基づき、F1の安全基準と同等のサイドプロテクションが採用されるほか、各部の安全性もF1と同様に高められているという。また、ランニングコストも削減されたほか、モノコックやサスペンションの耐久性向上に加え、ギヤボックスもヒューランド製の単一のものが導入されているといわれている。
この新しいシャシーは、今週イギリスのバーミンガムで開幕する「オートスポーツ・インターナショナルショー」でお披露目される予定になっており、初日の12日に初めて公の場に登場する(一般公開は14日、15日)。
