2010年のスーパーGT500クラスチャンピオンで、09年にはフォーミュラ・ニッポンでも王座を獲得したロイック・デュバルが、ル・マン・シリーズ(LMS)/ル・マン24時間に参戦するチーム・オレカ・マットムートの2011年レギュラードライバーに就任したことが発表された。

 デュバルは2010年のル・マン24時間にオリビエ・パニス/ニコラス・ラピエールとともに、オレカのプジョー908 HDI FAPをドライブし、決勝ファステストラップをマークするなど、チーム最速のドライバーのひとりとして活躍。ラピエールとともに、2011年も引き続きオレカからドライバーとして発表されたが、今回のオレカからの発表では「チームのレギュラーとして参戦」とされており、ル・マン24時間に加えLMSへの参戦が予想される。

 チームはプレスリリースの中で「ル・マン24時間の第3ドライバー、今季の活動については後日発表する」としているものの、デュバルがLMSと日本での活動についてどちらを優先させるのかが気になるところ。オレカはチームの公式ツイッターの中で、日本からのファンの質問に対し「ロイックはスーパーGTには参戦するだろうが、フォーミュラ・ニッポンについては参戦しない。彼はオレカのフルシーズンのプログラムをこなす予定だが、詳細は未定だ」と回答している。

 実際、スーパーGTとLMSでは第2戦岡山がLMSポール・リカールと、第6戦富士がLMSシルバーストンと重なっており、デュバルがどう参戦していくのか注目が集まるところだ。

 そのデュバルは、チームのプレスリリースの中で「こんな素晴らしい機会をもらえてすごく幸せだよ。僕のような若手にまたル・マン24時間に参戦するチャンスをもらえるんだからね。僕らはお互いに理解を深めて、2011年に向けて強力なチームを作り上げていくつもりだ」と語る。

「6月には素晴らしい活躍をみせるよ。それに、ニコラスとコンビを組めることもすごく嬉しいんだ。僕らはシングルシーターでは同じチームのライバル同士だったけど、今度はLMP1でチームメイトなんだからね。僕らは年代もいっしょだし、テクニカルなフィードバックも似ているからね」

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