全日本選手権スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿の決勝レースで、表彰台を獲得したドライバーたちが決勝日について語った。

●ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO):決勝優勝
 気分は最高だよ! こうしてたくさんのライバルとたくさんのファイトができたし、それにどのバトルもフェアなドッグファイトだった。ワクワクするような1日だったよね。僕たちは金曜、土曜とクルマのセットアップがいまひとつで、今日に向けてセットを変えて臨んだんだ。朝のフリー走行から調子が良くて、パーフェクトなセットになったと思う。
 セーフティカー明けに前を走っていた2台をオーバーテイクすることができて首位に浮上できたのも良かったよ。この場を借りて言いたいのは、今年のレギュレーションは素晴らしいと思う。それにトヨタ、ダラーラのおかげで、素晴らしい開幕を迎えることができた。とても楽しいレースだと思うよ。

●ジェームス・ロシター(KONDO RACING):決勝2位
 朝のフリー走行でフルタンクをトライしていたけど、僕たちは1カーチームなのでデータが少なく、ひとつひとつ慎重に試しながらセットを進めていったんだ。他のドライバーたちがどんな風に走っているかは分からなかったので、ちょっと不安はあったよね。
 スタートはあまり良くなくて、アンドレがストールしかけて僕もその影響を受けてしまった。そのせいでJPに前に行かれてしまったけど、レース中はクルマの調子が良かった。オーバーテイクもしやすくて、ドライブも本当に楽しかった。ダラーラにはお礼を言わないといけないね。それに、ブリヂストンタイヤもサイド・バイ・サイドで戦っている時、グリップが良くて感謝しているよ。

●石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING):決勝3位
 2年ぶりにスーパーフォーミュラに乗ることになりましたが、2年前の最後のレースになったJAF Grand Prixは表彰台だったので、また復帰してすぐに表彰台に戻ってくることができてホッとしています。また、乗るチャンスがなくて悔しい思いをしてきたので、「チームを強くするために来てくれ」と言ってくれたチームに感謝しています。
 復帰に向けて、最初はスピードに戸惑ったりうまく乗れなくて悩んだこともありましたが、テストをするごとに慣れて来て、今週始まってからはゆっくり感じるくらいになって、攻められるようになりました。チームとも打合せをして、セットもテストから積み重ねてきたものを今週まとめあげるようなイメージで臨みました。
 予選に向けて行った変更が良くて、そこまですごく良い流れになっていました。レースではこれまで一度もスタート練習もピットストップ練習もしていない状況だったので、レースをこうしてうまくまとめることができて嬉しく思います。
 スタートもうまくいきましたし、前にクルマがいて押さえられている状況で、SC中にピットに入ったのですが、山本選手に前に行かれてしまいました。前に出てからは追い上げることができたので、速さをみせることもできましたし、自分としてはいいレースができたと思います。

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