KYGNUS SUNOCO Team LeMans
2013年全日本選手権スーパーフォーミュラ

#8 Team KYGNUS SUNOCO
第4戦レースレポート（速報）

開催日予選：2013年8月3日（土）
決勝：2013年8月4日（日）
サーキットツインリンクもてぎ
（1周4.801km）
決勝周回数52周（249.672km）
ドライバーロイック・デュバル
順位予選：2位/ 決勝：3位
シリーズランキング
ロイック・デュバル：2位／20ポイント（今回6）
アンドレア・カルダレッリ：13位／2ポイント（今回–）
チーム（＃7＋＃8） ：3位／26ポイント（今回2＋6）

■安定した走りで3位表彰台を獲得、ドライバーランキングも2位に浮上！
　第1戦を⽋場ながら第3戦終了までにドライバーランキング4位を得たロイック・デュバル。前戦富⼠でポールポジションから4位と悔しい思いをしたが、チームも雪辱を晴らすべく⾞両、オペレーションを進化させ、万全の体制で臨んだ。

予選（天気：晴れ／ コース：ドライ）
　今回の予選は全19台で⾏われるQ1と、その上位8台の単独アタックで⾏われるスペシャルステージ（SS）⽅式で⾏われた。Q1では朝の練習⾛⾏の好調さを維持し、1分32秒700とただ⼀⼈32秒台を出し、2戦連続のポールポジション獲得に期待が⾼まった。Q1順位の逆順に⾏われるSSアタックで、最後にアタックしたロイックは、セクター1,2,3まではトップタイムであったが最終のセクター4でリアを滑らすロスがあり、1号⾞に僅かに及ばず2位となる。しかし優勝に向けフロントローのポジションを獲得したことは、決勝レースに十分期待を持てる結果であった。1位は1号⾞、3位は19号⾞。

決勝（天気：小雨→曇り／ コース：セミウェット→ドライ）
　スタート直前から降り出した⼩⾬で難しいコンディションであったが、チームは通り⾬と読みスリックタイヤでスタートする。オープニングラップは2号⾞、19号⾞に抜かれるも直ぐに19号⾞を抜き返し3位で戻ってくる。その後、1号⾞、2号⾞とのトップ争いをするが、抜くまでには⾄らない状態が続く。上位3台のレースが動いたのは35周目に2号⾞がピットインしてからだった。2号⾞のピットインに続き36周目にロイックもピットイン。アウトラップでの逆転に賭けた。しかしピットイン所要時間は2号⾞が15.6秒、ロイックが15.1秒と殆ど差は出ず2号⾞の前に出ることは出来なかった。そして前を⾏く2号⾞に徐々に離され始め、最終的に約5秒遅れて3位でフィニッシュ、オートポリス以来の表彰台で6ポイントを獲得する。1位は1号⾞、2位は2号⾞。

ロイック・デュバル選手のコメント
Q1でのアタックは完璧でした。スペシャルステージ（SS）ではスクラブタイヤよりも、ニュータイヤの⽅が良かったかな。レースはスタートでアウト側が良いかなとも思って出たのですが結果抜かれてしまいました。ウェットコンディションの時は1号⾞、2号⾞と同じペースでしたが、ドライコンディションになってからは少し負けていたようです。次は得意の菅⽣なので今度こそ優勝したいですね。

土沼監督のコメント
ロイックは富⼠からの好調さを維持していましたし、⾞両もエンジニアがもてぎに向けて進化させてくれました。ポールポジションは取れませんでしたが⾼いレベルを維持していました。レースは難しいコンディションの中で3位を獲得してくれましたが、チームもロイックもまだまだ満⾜してないので、次の菅⽣では今度こそ、今度こそ、優勝したいですね。