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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2015.04.20 00:00
更新日: 2018.02.17 07:30

トヨタ、SF開幕戦でワン・ツー・フィニッシュ達成


トヨタモータースポーツニュース

2015年全日本選手権スーパーフォーミュラ第1戦

・コース:鈴鹿サーキット (5.807km)
・予選:4月18日(土) 晴:ドライ
・決勝:4月19日(日) 曇:ドライ

アンドレ・ロッテラーが独走で開幕戦勝利!
中嶋一貴が2位に入りトヨタエンジン1-2フィニッシュ

 スーパーフォーミュラの開幕戦が鈴鹿サーキットで行われ、予選3番手から抜群のスタートを切ったアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が独走で優勝。同じく5番手スタートからジャンプアップした中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が2位で続き、トヨタRI4Aエンジンが2年目の開幕戦を1-2フィニッシュで飾った。

 4月18日(土)と19日(日)の両日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラの開幕戦「鈴鹿2&4レース」が開催された。

 昨年、エンジン・シャシー共に一新し、「ライト&クイック」なトップフォーミュラとして生まれ変わった全日本選手権スーパーフォーミュラ。日本独自の「NRE」規定で開発された直列4気筒2リッター直噴ターボに、これも日本独自の燃料流量を制限するリストリクターを組み合わせた新エンジンと新シャシーとの組み合わせによる1年目のスーパーフォーミュラは、ハイレベルなドライバーによる、極限の迫力あるバトルでファンを魅了した。

 昨年は開幕から速さを見せたトヨタエンジンが、全7戦9レース中8勝とシリーズを席巻。最終戦までトヨタドライバー同士での僅差のタイトル争いを繰り広げ、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が自身2度目となるシリーズチャンピオンを獲得した。2年目となる今年は、エンジン、シャシー共に更なる熟成が進められると予想されるが、トヨタは6チーム11台にチャンピオンエンジンである「RI4A」を供給。タイトル防衛を目指す。

 今季のスーパーフォーミュラにも、世界トップレベルのドライバーが数多く参戦する。中でも、最も注目を集めているのが、TDPからステップアップを果たし、昨年までF1に参戦していた小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)の12年ぶりの国内レース参戦。事前テストでも速さを示した小林が、TDPでの同世代ドライバーである中嶋一貴や、チャンピオン経験者のアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)らとどのようなバトルを見せてくれるか、ファンの期待も高く、多くの観客を集めての開幕戦となった。