2011年3月11日に発生した東日本大震災から1年以上経過したが、今もなお被災地には爪痕が深く残っている。そんな中、被災地では4輪レースに携わるドライバーやチーム関係者など、有志が集まって支援活動を行ってきたが、今後より長期的かつ継続して活動を続けていくために、一般社団法人『Wheels』を設立した。
昨年の震災後、モータースポーツ界でもさまざまな震災復興支援が行われ、今年もスーパーGTは全大会を“復興支援大会”に位置づけるなど、今もなお復興に向けさまざまなプロジェクトが進行している。そんな中、昨年から被災地で4輪レースに携わる有志が20人ほどで支援活動を行ってきたが、4月1日、長期的かつ継続して活動を続けていくために、一般社団法人を立ち上げることになった。
この一般社団法人『Wheels』は、「災害や事故等によって心に傷を負った子供たちに、モータースポーツに関係するイベントを楽しんでもらうことで、その傷が少しでも癒えるように、そしてドライバーやライダー、モータースポーツに接することで、夢や希望、憧れを持ってもらえるよう」活動を行っていくもの。
“Wheel(ホイール=車輪)”を装着しているすべての業界がひとつになって、子供たちの支援を行っていけるように、またホイールのスポーク部分が、たくさんの人の手が重なり合っているようなイメージでもあることから、複数形である「s」をプラスし、『Wheels=ウィールズ』と名づけられた。
具体的には、被災地でレーシングカー展示やレーシングゲーム、カートやポケバイを使用した体験走行会などのイベントを行ったり、宮城県内のサーキットで開催されるレースに被災者を招待するなどの活動が予定されている。
メンバーとしては、昨年スーパーGT300クラスで戦っていた吉田広樹を代表理事とし、吉本大樹
や星野一樹、片岡龍也といったGTドライバー、成澤正人や佐藤晋也といったスーパー耐久で活躍するドライバーも名を連ねている。
すでに、スポーツランドSUGOで開催されるレースに被災者を招待する予定が組まれているなど、活動を行っていく『Wheels』。1日からはホームページも公開されている。
一般社団法人『Wheels』ホームページ
http://www.wheels.or.jp/
