6日、富士スピードウェイでニッサンのファン感謝イベントであるニスモフェスティバルが行われ、2万9000人のファンが詰めかけ盛況のうちにイベントを終えた。

 90年代以降のGT-RやZの走行が中心となった今回のニスモフェスティバル。徹夜組も含め朝から多数のファンが会場を訪れ、スーパー耐久のZやGT-Rによる同乗走行で幕を開けた。

 今季限りで幕を閉じるマーチカップのエキジビジョンレースに続いて、注目のFIA GT仕様のGT-Rが登場、ストレートでは太いサウンドを響かせ、世界への挑戦をアピールした。

 続いて行われた“オールスタースペシャルバトル”は、インターネットでのファン投票で決定したコンビが、GT500マシンを駆って争うというもの。レースは7周で、途中ドライバー交代のみのピット作業が必要。このレースでは、星野一義&星野一樹、柳田春人&柳田真孝の親子コンビ、松田次生&ブノワ・トレルイエの新旧インパルコンビ、近藤真彦&荒聖治の監督&ドライバーのコンビが実現するなど注目が集まった。

 レースでは、星野一義が良くも悪くも目立ってしまう。サインガードで黄旗や赤旗を振ってみたり、往年のライバル長谷見昌弘のピットアウトをジャマしてみたかと思えば、息子一樹から02年仕様のカルソニック IMPUL GT-Rを引き継ぎピットアウトしようとするもストール、さらにチェッカー後にはマシントラブルが発生してしまい、ヘアピンでマシンを止めてしまう場面も。

 結局レースはあまり僅差の争いにはならず(?)、田中哲也/セバスチャン・フィリップのコンビが優勝。柳田親子コンビが2位でチェッカーを受けた。

 また、ステージでは大爆笑アリのトークショーが実施されたほか、09スーパーGT仕様からグループAのR32までが混走(当然ハンデつき)する“GT-Rスーパーバトル”が実施されるなど、グループCの展示車をはじめ、新旧さまざまなGT-RやZなどの競演が展開された。

 イベントのフィナーレでは、ニスモの鈴木豊監督が今季チャンピオンを獲得できなかったことをファンに詫び、改めて来季のタイトル奪回を宣言。スタンドの応援団から熱いニッサンコールが送られた。

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