2月28日、神奈川県横浜市の日産グローバル本社ギャラリーで、2016年ニッサンモータースポーツ活動計画発表会が開催され、今季スーパーGT500クラスに参戦するドライバーやチーム監督が集結した。

 26日にプレスリリースを発行し、今季のスーパーGTをはじめとした世界的なモータースポーツ参戦体制を発表したニッサン/ニスモ。例年同様、開幕を前にして横浜のグローバル本社ギャラリーでファンに向け、今季のチーム体制がお披露目された。

 冒頭、ニスモ宮谷正一社長から体制が説明され、新たにニッサン系チーム総監督に就任した田中利和ニスモ常務執行役員を先頭に、4チームの監督とドライバーが登壇した。ただ、あいにくチャンピオンチームのニスモはロニー・クインタレッリがインフルエンザのために欠席。7名のドライバーが集った。

 ニッサンドライバーを代表して挨拶したニスモの松田次生は「昨年は海外、そしてGT300、GT500とチャンピオンを獲得することができました。今日も多くのファンの皆さんに集まっていただきましたが、それはタイトルを獲ることができたからだと思います」と語った。

「今年もニッサンは強いチーム、ドライバーが揃いました。今年も精一杯切磋琢磨してチャンピオンを獲得していきたいと思っています。我々は誰も達成したことがない、3連覇という高い壁がありますが、一丸となって素晴らしい結果を残せるように努力していきたい」

 また、新たに就任した田中総監督は「柿元邦彦前総監督が作ってこられた、チームワークの良さや、それぞれのチーム、ドライバーが切磋琢磨して、緊張感をもって戦うというニッサンチームの良さを活かして、GT500はもちろん、GT300、スーパー耐久、F3、そして海外とすべてのレースで勝ちにこだわっていきたい」と力強く宣言した。

 発表会では、2015年限りで退任する柿元邦彦前総監督も登壇し、ファンに向けて挨拶。長年ともに戦った本山哲から、花束が贈呈された。今後柿元前総監督についてニスモ宮谷社長からは「スーパーGTの会場に柿元さんがいないのは考えられないので、今後もニッサン/ニスモのアンバサダーとして、今度はレース戦略を解説してもらう側としてご活躍いただきたい」と今後もサーキットで活躍して欲しいと依頼されていた。

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