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F1ニュース

投稿日: 2011.02.21 00:00
更新日: 2018.02.16 01:02

バーレーンテストに関する決定は月曜に。中止が濃厚


 F1チームは21日夜に話し合いを行い、バーレーン合同テストを開催するかどうかの最終的な決断を行うものとみられている。政情不安によりバーレーンでの安全は保証されないため、テストは別の場所で行うという決定が下される可能性が高いとみられている。

 バーレーンでは反政府デモが拡大し政情が混乱しており、シーズン前最後のF1合同テストとその後のF1開幕戦を開催するのかどうか、F1関係者は決断を迫られている。

 現在行われているバルセロナテストは21日に終了する。英AUTOSPORTの情報筋は、3月3~6日に予定されているバーレーン合同テストを開催するかどうかの決断はこれ以上遅らせることはできないと述べている。

 バーレーンテストが中止になった場合、代替地としてはバルセロナとヘレスが有力な候補とされており、ロジスティクスの問題を考えると、早急に最後のテストの開催地を決定する必要がある。

 合同テストはチームが開催しており、バーニー・エクレストンとFIAには発言権はなく、合同テストについての決定はバーレーンGPを開催するかどうかの決断よりも先に行われるものとみられる。しかしフォーミュラワン・チームズ・アソシエーションは、バーレーンの状況に関してエクレストンおよびFIAと緊密に連絡をとっており、彼らの意向も考慮されるようだ。

 バルセロナテストに出席しているF1関係者によると、安全性に問題があるためバーレーンでテストを行うことは疑問視されているということだ。そのため、月曜の会合によって、代替地での4日間のテスト開催が決定される可能性が高いと思われる。