イギリス外務省は19日、民主化を求める反政府デモが続くバーレーンに対して、「重要な場合以外の渡航はとりやめるべき」とする警告を発した。イギリス国内にはF1チームが多く所在しており、F1開幕戦開催の可否を巡るチームの懸念は増大している。

 19日、再びデモ隊と治安部隊の衝突が報じられたバーレーンでは、事態が混迷の様相を呈しており、イギリス外務省はバーレーンへの渡航に関して、警告を強化している。

 ロータス・ルノーGPのチーム代表を務めるエリック・ブーリエは、この警告の強化がチームに対してより深い懸念を強いていると語る。

「チーム代表として、私の唯一の懸念はチームスタッフの身の安全だ。今朝、外務省が警告のレベルを引き上げたことがにより、チームスタッフが万が一怪我をしたりした場合、私には彼らをバーレーンに送り込んだ法的な責任がある。FIAもしくはFOMが、バーレーンでレースを行うと決断した場合、私はチームスタッフの安全が保証されることが必要だと思っている」

 ブーリエはまた、次の月曜から水曜の間に決断が下されるであろうレース、そして3月上旬のテストの開催可否について、ふたつの問題があるという。

「ひとつめは、我々がバーレーンテストのために資材を梱包し送るのは火曜日であるということだ。これは現在決断のタイミングが厳しくなっている。起きて欲しくはないことだがね」

「レースについては、我々はバーレーンでレースをしたいことを言っておく。我々は本当に行きたいのだ。しかし、解決されなければならない安全の問題が確かにある。テストについては月曜日に決断を下してもらいたい。レースについては、バーニーが語っていたとおり、火曜か水曜には決断されることが必要だ。しかし、外務省の警告が引き上げられたことで、より懸念は増している」

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